ビュリツァー賞受賞のヤーギンが20年の沈黙を破って放つ!

探求――エネルギーの世紀 〈上〉〈下〉

日本経済新聞、朝日新聞、週刊ダイヤモンドなどで続々紹介。産業界の経営者たちからも「エネルギーの方向性がわかる」と評価!あのビル・ゲイツ氏も絶賛!「すばらしい本であり、エネルギーに関心ある全ての人に推薦する。」

エネルギー問題の世界的権威で、ピュリツァー賞受賞作の大ベストセラー『石油の世紀』で知られるダニエル・ヤーギンが、福島第一原発事故後の「エネルギーの未来」を描いた超話題作!

福島第一原発事故は、全世界的な電力需要をまかなうのに不可欠と考えられてきた「原子力ルネサンス」に、大きな疑問を投げかけた。そして現代社会が電力に依存している実態と、グローバル経済のもろさを浮き彫りにした。
また、同時期に発生した「アラブの春」によって中東地域の地政学的安定が崩れた結果、原油価格はふたたび高騰した。世界の40パーセントの原油を生産する湾岸地域の混乱が、グローバル市場に不安を生み出したのである。こうした不安と不安定は、私たちに「エネルギーの重要性」を突きつけた。

本書は、その「エネルギーの重要性」を説明するものである。現代のエネルギー・システムは、どう発展してきたのだろうか? そして未来はどうなるのか? 現在の65兆ドルのグローバル経済をまかなうだけではなく、20年後の130兆ドル規模の経済をまかなうのに、資源は充分だろうか? 新興国の数十億人の所得増加によって引き起こされるエネルギー使用量の爆発的増加、つまり「エネルギー需要のグローバリゼーション」は、どう乗り越えられるのか?

本書は、私たちが完全に依存して生活する「エネルギー」の探求についての物語であり、現代人の必読書である。ニューヨーク・タイムズ紙、フィナンシャル・タイムズ紙、エコノミスト誌など各紙誌が絶賛する全米ベストセラーの超話題作!

ダニエル・ヤーギン(Daniel Yergin)写真

Author

ダニエル・ヤーギン(Daniel Yergin)

ケンブリッジ・エナジー・リサーチ・アソシエーツ会長。エネルギー問題の世界的権威。国際政治とグローバル経済にも詳しい。世界的ベストセラー『石油の世紀』でピュリツァー賞を受賞。著書に『市場対国家』などがある。

Author photograph © Jon Chomitz

Review

本書は「持続可能なエネルギー源を探求する」という最も重要な世界的問題を取り上げている。この本は驚くほど面白いし、信頼度も最高レベルだ。著者は、こんにちのエネルギー・システムを安全保障と環境問題の両面から説明し、取るべき賢明な選択肢を示している。本書は、私たちの未来の生き方 と経済を 理解するうえで欠くことのできない必読書である。

ウォルター・アイザックソン(『スティーブ・ジョブズ』著者)

ダニエル・ヤーギン氏は、グローバルなエネルギー問題に対して卓越した見識を持つ世界的な権威である。国際政治、経済、世界中の諸国家に暮らすひ とびとに強い影響を及ぼすきわめて重要な現代的問題を扱う本書を、あらゆる国家の政策決定者はかならず読み通すべきだ。

ヘンリー・キッシンジャー(元アメリカ国務長官)

The first volume

探求――エネルギーの世紀 〈上〉書影

探求――エネルギーの世紀 〈上〉

2,415円(税込) 四六判 上製 512ページ
978-4-532-16831-5

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  • ■上巻
  • プロローグ
  • 第1部 石油の新世界  
    • 第1章 ロシアの復帰
    • 第2章 カスピ海ダービー
    • 第3章 カスピ海の対岸
    • 第4章 スーパーメジャー
    • 第5章 石油国家
    • 第6章 流通途絶
    • 第7章 イラク戦争
    • 第8章 需要ショック
    • 第9章 中国の勃興
    • 第10章 追い越し車線の中国
  • 第2部 供給の安全保障  
    • 第11章 世界の石油は枯渇するのか?
    • 第12章 非在来型石油
    • 第13章 エネルギーの安全保障
    • 第14章 ペルシャ湾の流砂
    • 第15章 海上のガス
    • 第16章 天然ガス革命
  • 第3部 電気時代  
    • 第17章 交流電気
    • 第18章 核燃料サイクル
  • 原註
  • 索引
探求――エネルギーの世紀 〈下〉書影

探求――エネルギーの世紀 〈下〉

2,415円(税込) 四六判 上製 512ページ
978-4-532-16832-2

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  • ■下巻
  • 第3部 電気時代(承前)  
    • 第19章 価格統制の崩壊
    • 第20章 燃料の選択
  • 第4部 気候とCO2  
    • 第21章 氷河の変化
    • 第22章 発見の時代
    • 第23章 リオへの道
    • 第24章 市場を作る
    • 第25章 グローバルな政治目標
    • 第26章 コンセンサスを求めて
  • 第5部 新エネルギー  
    • 第27章 再生可能エネルギーの再生
    • 第28章 科学実験
    • 第29章 輝く光の錬金術
    • 第30章 風の謎
    • 第31章 第五の燃料――効率
    • 第32章 節約の溝を埋める
  • 第6部 未来への道  
    • 第33章 炭水化物人間
    • 第34章 内燃機関
    • 第35章 遠大な電気自動車実験
    • 結論――“偉大な革命”
  • 謝辞
  • 訳者あとがき
  • 原註
  • 参考文献
  • 索引