企業が成長するためにも、賃上げは不可避。各国の制度を参考に、生涯賃金3割増を目指す処方箋を大胆に提示する新しい日本経済論。

賃上げ立国論

山田久
定価:本体1,800円+税
発売日:2020年02月14日
ISBN:978-4-532-35849-5
並製/四六判/272ページ
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おすすめのポイント

生涯賃金3割増へ!

企業の成長、産業高度化のためにこそ、賃上げは必要。

日本が目指すべき「ハイブリッド・システム」を提示する。


◆日本の賃金は国際的にみても低すぎる!
◆低賃金による低価格戦略はもはや限界を迎えており、付加価値創造経営への転換が求められている。
◆個人は、より高い賃金を求めて転職が増加。安全網に支えられ、自律的キャリアの形成へ意識改革が進む。
◆企業は、不採算事業を大胆に圧縮し、事業構造の転換を促す雇用賃金システムの導入が不可避。
◆政府は、社会保障制度と年金給付水準の維持、財政危機の回避へ、賃上げを促す第三者機関の設置を。
◆日本が豊かな社会を維持するために、「生涯賃金3割増」を実現する国家戦略を提示する。

未曾有の人手不足にもかかわらず、日本では賃金が伸び悩んでいる。
いまや欧米ばかりでなく、専門職ではアジア各国より低い実態が明らかに。
労働分配率は低落し、消費の伸び悩みが日本経済を下押ししている。
では、どうすれば賃上げは可能なのか。それとも所詮、賃上げは絵空事なのか。
本書は、福祉国家のイメージとは異なるドライな一面を持つスウェーデンが実現している仕組みを参考に、
政労使による賃上げの枠組みを提示。
生涯賃金を3割上昇させることができるミクロとマクロの戦略を描く。
幅広い層に向け、賃上げの議論を喚起する新しい日本経済論。

目次

  1. 序 章 日本の賃金は低すぎる

    第1章 賃金低迷の犯人は誰か

    第2章 賃上げが必要な本当の理由

    第3章 賃上げを基軸にした社会経済モデル――スウェーデンに学ぶ

    第4章 賃上げを支える経営・人材戦略

    第5章 賃上げを可能にする国家戦略――「生涯賃金3割増プラン」

    終 章 生涯賃金3割増が導く「自由で公平な高質社会」

著者・監修者プロフィール

山田 久(やまだ ひさし)

日本総合研究所副理事長
1987年京都大学経済学部卒業後、住友銀行入社。経済調査部、(社)日本経済研究センター出向を経て、1993年、(株)日本総合研究所出向(調査部研究員)、調査部長/チーフエコノミストを経て2017年より現職。2003年、法政大学大学院修士過程(経済学)修了。

※本データは、小社での最新刊発行当時に掲載されていたものです。

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