3年連続日経ランキング総合1位の気鋭のアナリストが、患者側のまなざしで読み解く、医療・ヘルスケア改革の見取り図。

定価:本体2,600円+税
発売日:2019年09月10日
ISBN:978-4-532-35829-7
上製/四六判/272ページ
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おすすめのポイント

我が国医療のどこが問題なのか? 何を変え、何を維持していくべきか?
日本を代表するアナリストが、長年の患者経験と広範な分析から示す、医療改革の見取り図。

○「医療崩壊」という言葉に象徴されるように、日本の医療の持続可能性が問題視されてきている。
医療改革については様々な論者が提言を行っている。
しかし、患者、健常者、保険料を一部負担している企業、医療従事者、政府など、立場や人生経験などの違いによって、望ましい医療像は大きく異なる。
このため、医療制度改革を論じようとしても、なかなかかみ合わない。

○医療改革を論じた書物も多数あるが、
1.分析的だが学術的で一般読者には難解、
2.特定のテーマに焦点を絞りすぎている、
3.医療現場などからのケーススタディ報告、
4.政策当事者からみた財源論に焦点を当てたものが多く、
幅広く国民もしくは患者目線で、わかりやすく全体像を鳥瞰した本は意外に少ない。
医療制度とは税制改革論議に似ており、「これが正しい」という正解はない。
本来ならば、どうやって国民的合意を形成するかが重要なのにもかかわらず、考えるヒントとなる本は限られている。

○著者は、23年間、野村総合研究所並びにみずほ証券で、ヘルスケア分野(医療介護分野)を担当する証券アナリスト業務に携わってきた。
「日経ヴェリタスアナリストランキング」では、医薬品ヘルスケア分野で2014年から17年まで、中・小型株分野では16年、17年、18年、全アナリストを対象としたアナリスト総合ランキングでは15年から17年まで、それぞれ1位を獲得するなど、日本を代表するアナリストの一人。

○そのような経歴とは裏腹に、著者は異なる疾患で11回これまで手術経験(先天的疾患、頚椎脱臼骨折、不整脈)をしてきた。
患者の立場からも医療現場を長年観察してきており、アナリストの視点と患者の視点を融合した独自の「医療観」を持っている。

○本書では、
1.日本の医療、介護保険制度の特徴と長所、問題の所在、
2.制度改革がどのように進められてきているか。その妥当性と課題、
3.患者目線、国民目線で見る時に、医療革改革論議に対してどのような視点を持つべきか、
4.技術革新などを踏まえた近未来の医療やビジネスの可能性と課題、リスク要因について述べる。

目次

  1. 第1章 今、日本の医療はどうなっているのか?

    第2章 医療制度の全体像を知る

    第3章 日本の医療の特徴

    第4章 一貫して機能分化が進んできた医療改革

    第5章 残された課題を考える

    第6章 ビジネスの視点

    第7章 介護保険と介護ビジネス

    第8章 財政逼迫時に何が起きるか

    第9章 私の提言

    終 章 患者へのアドバイスと、有権者として考えてほしいこと

著者・監修者プロフィール

渡辺 英克(わたなべ ひでかつ)

みずほ証券エクイティ調査部長兼シニアアナリスト。ヘルスケア及びサービスセクターを担当。
1990年、慶應義塾大学経済学部卒、野村総合研究所入社。98年野村證券に転籍。2000年に興銀証券(現みずほ証券)に転職、ヘルスケアを担当。2017年日経アナリストランキングのアナリストの総合評価部門で3年連続の首位となる。

※本データは、小社での最新刊発行当時に掲載されていたものです。

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