人生100年時代。もらえる年金額や家計を見える化したうえで、老後資産をふやし、効率的に引き出すノウハウを実践的に解説。

50歳から始める! 老後のお金の不安がなくなる本

定価:本体1,500円+税
発売日:2019年08月19日
ISBN:978-4-532-35825-9
並製/四六判/268ページ
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おすすめのポイント

「老後資金2,000万円不足!?」人によって事情はまったく異なります。平均ではなく、「自分ごと」として考えましょう。
もらえる年金額や家計を見える化し、お金のふやし方・使い方を知れば、もう振り回されない!


私たちが「老後のお金」という言葉を聞いて「不安」になる最大の原因は「わからない」「知らない」ことにあります。
正しい知識を身につけるとともに、自分(や我が家)の家計を把握し、公的年金や勤務先の退職給付制度などをきちんと調べたうえで、資産形成を考えることが実はいちばん大切です。
「資産寿命が尽きる」「公的年金は将来減る」「老後には〇〇万円必要」といった「不安スイッチ」を押されても、動じない自分になりましょう。せかされて、アパートのオーナーになったり、本来必要のない保険に加入したり、必要以上にリスクをとって投資をはじめたりする必要はありません。

長く生きられるかもしれない未来――「長寿リスク」という言葉におびえるのではなく、前向きに人生を楽しみたいもの。そのためにも、一度立ち止まって、これからの仕事、暮らし、そして、お金について考えるきっかけに、本書がなれば幸いです。
(「はじめに」より抜粋)

【「老後のお金の不安をなくす」ポイント】
・老後に必要なお金は1人ひとり違う。自分の状況を知ることが大事。
・公的年金は長生きに備える最強の保険。選択次第でふやせる。
・自分の会社の退職給付制度をしっかり把握する。
・年に一度、決算をして家計を「見える化」する。
・つみたてNISA、iDeCoをフル活用して老後資金をふやす。
・退職一時金、企業年金の受け取り方で、税金、社会保険料が大きく変わる。
・公的年金を繰下げ、私的年金を「中継ぎ」として活用する。
・公式を使って、リタイア後の毎年の引き出し可能額を決める。

目次

  1. 序章 知ることで不安は払拭できる
    ・「老後に2000万円の貯蓄が必要」は本当?
    ・60歳以降に受け取るお金を整理する
    ・50歳からでも十分間に合う

    第1章 公的年金は長生きリスクに備える最強の保険
    ・3つの機能を備えた「保険」
    ・10年以上保険料を払うと将来年金を受け取れる
    ・物価や賃金に応じて年金額が変わる
    ・「ねんきん定期便」で見込額を確認しよう
    ・「ねんきん定期便」には載っていないものもある
    加給年金/振替加算/厚生年金基金による代行部分/①「ねんきんネット」を活用する/②企業年金記録確認サービスを使う
    ・必ず住所変更の手続きをしておこう!
    ・「いつから」「いくら」をまとめてみよう
    ・選択次第で公的年金はふやせる
    60歳以降も厚生年金に加入して働く/老齢基礎年金をふやす3つの方法/受け取る時期を後ろにズラす(繰下げ受給)
    column 50歳未満の方向け「ねんきん定期便」の見方

    第2章 意外と知らない退職給付(退職金・企業年金)制度
    ・あなたはこの3つの質問に答えられますか
    ・退職給付制度にはどのようなものがあるか
    確定給付企業年金/企業型確定拠出年金/中小企業退職金共済/特定退職金共済
    ・勤務先の退職給付制度を調べてみよう
    Q1勤務先にどのような退職給付制度がありますか?/Q2退職給付制度全体を100とすると、それぞれの割合はどうなっていますか?/「いつ」「どのように」「いくら」受け取る予定ですか?
    ・退職給付制度をまとめてみよう
    ・企業型確定拠出年金に加入している人は「マッチング拠出」を検討
    ・60歳よりも前に退職する場合に気をつけたいこと/企業型確定拠出年金に加入している場合/6カ月以内に必ずiDeCoに移換を/確定給付企業年金の場合/過去に離転職したことがある人はもらい忘れ防止策を

    第3章 人生を通してお金をふやし、楽しく使うための「管理術」
    ・年に一度、決算をつくろう
    ・「損益計算書」をつくる
    「手取り年収」は「源泉徴収票」のここをみる/年間貯蓄額から”本当の”支出を割り出す/支出は「固定費」と「変動費」を分ける/損益計算書で確認したい最低2つのこと
    ・「バランスシート」をつくる
    資産には「年金資産」も記入する/負債は短期と長期に分ける/資産合計額から負債合計額を引いたものが純資産
    ・損益計算書とバランスシートのセットでみえてくるもの

    第4章 非課税制度を活用!自分でも老後資金を準備
    ・働く期間を延ばせられればいちばんよい
    ・金融資産がそれほどない人は貯めるしくみをつくる
    ・預金100%の人は一部をリスク資産に振り向けてもいい
    column 債券とは何か
    ・投資信託を活用し、世界の会社にまとめて投資
    ・15年間、世界の株を積み立てたらどうなるか
    column リスクとリターンは表裏一体
    ・非課税で運用できる枠を優先して使う
    ・つみたてNISAを活用して積み立て投資
    年間40万円、20年まで非課税で積み立てできる/厳しい基準を満たした投資信託が対象
    ・iDeCoは公的年金に上乗せして年金資産をつくる制度
    自営業や企業年金のない会社員は50歳からでも加入したほうがよい/金融機関に口座を開設し毎月掛金を引き落とし/加入期間に応じて受け取り開始年齢が変わる
    ・高所得者ほど税の軽減効果は大きい
    ・金融機関選びの3つのポイント
    ・50代で独立する人、個人事業主の人は小規模企業共済を活用

    第5章 公的年金や企業年金、iDeCoの資産をどう受け取ればよいか
    ・受け取り方のおさらい
    ・確定給付企業年金の受け取り方
    ・確定拠出年金はどのように受け取れるのか
    一時金か、年金形式か、併給か/年金で受け取る場合の3つの方法/受け取り方で1回あたりの年金額が変わる
    ・受け取り時にかかる税金を知る
    一時金で受け取るときは退職所得控除の対象に/複数の一時金を受け取る場合はどうなるか/<ケース1>同じ年に複数の退職金を受け取った場合(Aさん)/<ケース2>一定期間内に退職金を受け取った場合(Bさん)/<ケース3>一定期間をあけて退職金を受け取る場合(Cさん)/年金形式で受け取る場合の税金はどうなるか
    ・公的年金を繰下げ、私的年金を「中継ぎ」として活用
    ・税制的に有利な受け取り方法を検討する
    ①複数の退職金が退職所得控除の枠内に収まる場合/②退職一時金+企業年金の一時金で退職所得控除の枠を超えてしまう場合/③退職一時金だけで退職所得控除の枠を超える場合/④コントロールできる人は受け取る時期をズラす

    第6章 「自分で準備」してきた分をどう引き出すか
    ・金融機関の口座を断捨離する
    ・リタイア後(収入<支出)も運用を継続する
    「①収入>支出」「②収入=支出」の時期に投資をしてきた人/企業型確定拠出年金やiDeCo以外に投資をしていない人・投資をしたことがない人
    ・毎年どのようにお金を引き出して使うか
    ①公式を使って毎年の引き出し可能額を決める/②引き出し方を決める/③投資信託の解約のしかたを確認する/④自動的に受け取るしくみをつくる
    ・日本ではまだ少ない自動解約サービス
    ・「定額」引き出しより「定率」引き出しのほうがベター
    定額で引き出すことの罠/相場の上下に影響を受けにくい定率引き出し
    ・お金がたくさんある人は無理に運用しなくてもOK

    おわりに
    参考資料

著者・監修者プロフィール

竹川 美奈子(たけかわ みなこ)

LIFE MAP,LLC代表、ファイナンシャル・ジャーナリスト
出版社や新聞社勤務などを経て独立。2000年FP資格を取得。取材・執筆活動を行うほか、投資信託や個人型確定拠出年金、マネープランセミナーなどの講師も務める。「1億人の投信大賞」選定メンバーなどを務め、投資の裾野拡大に取り組んでいる。金融審議会「市場ワーキング・グループ」委員。

※本データは、小社での最新刊発行当時に掲載されていたものです。

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