需要のないマンションが乱立、都合の悪い情報は隠蔽……。なぜ中国経済の長期低迷が必至なのか、現地取材を重ねた記者が徹底ルポ。

北京レポート 腐食する中国経済

定価:本体1,600円+税
発売日:2016年08月29日
ISBN:978-4-532-35710-8
並製/四六判/256ページ
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おすすめのポイント

「中国ショック」は歪な経済システムの行き詰まりを示す、表層的な現象にすぎない――。
統制過剰、隠蔽、縁故、拡張主義、国際規律無視……中国経済を行き詰まらせるのは何か。

2015年の株式市場の暴落をはじめ、中国経済はその変調を隠しきれない。国内には未だ大きな開発余地があるものの、共産党による経済運営はさまざまなレベルで軋みが生じ、現状の体制システムのままでは早晩、低成長の常態化に追い込まれる。

「国有企業は需要減でも人員調整できず、『目標』達成のためだけに無意味な生産が続く」「不祥事、事故はもとより、経済の変調情報すら隠蔽される」「党の『計画』が優先され、誰も住みたくない土地に高層住宅が建ちまくる」……。

さらに無理な拡張主義、横暴な国際ルールの無視により、周辺国・先進国との経済協力にも障害が生じる。国際社会で孤立する中国は、成長を阻害する。

中国総局で経済分野を追った日経記者が、中国経済を長期的に低迷させる社会的な矛盾、問題について現場レポートする衝撃のルポ。

目次

  1. 第1章 党員9000万人の岩盤

    第2章 「市場を管理せよ」の大号令

    第3章 土地はカネなり

    第4章 強国への渇望「中国夢」

    第5章 中国崩壊論の虚実

著者・監修者プロフィール

大越 匡洋(おおこし まさひろ)

1972年生まれ。95年早稲田大学政治経済学部政治学科卒、日本経済新聞社入社。経済部、政治部で財務省、厚生労働省、経済産業省、日銀、自民党などを担当。中国の清華大学への語学留学を経て、2012年4月から中国総局(北京)に駐在。重慶支局長を兼務しつつ、中国のマクロ経済を取材した。16年4月から東京本社編集局国際アジア部次長。

※本データは、小社での最新刊発行当時に掲載されていたものです。

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