G20はいまや世界総人口の3分の2、総GDPの90%を占め、世界経済新秩序の頂点に立つ。欧州危機、環境問題、世界不均衡など難題が次々ふりかかる中での各国のパワーゲームを描き、日本のとるべき方策を探る。
ISBN:978-4-532-35479-4
並製/四六判/318ページ
おすすめのポイント
G20はいまや世界総人口の3分の2、総GDPの90%を占め、世界経済新秩序の頂点に立つ。欧州危機、環境問題、世界不均衡など難題が次々ふりかかる中での各国のパワーゲームを描き、日本のとるべき方策を探る。
著者は日経きっての経済ジャーナリスト。ブラウン元英首相やガイトナー米財務長官、経済学者のジャック・アタリ氏、バリー・アイケングリーン氏などキーパーソンたちへのインタビュー・取材成果を盛り込んだ充実の内容です。
目次
- まえがき
序 章 プレミア・フォーラム
第1章 誕生-ワシントンG20までの道程
第2章 絶頂-ロンドン、ピッツバーグ、そして葬式に出されたG7
第3章 失速-米中対立、コペンハーゲンの失望、ギリシャ危機
第4章 漂流-通貨戦争、SDR改革論議、BRICS拡大
第5章 未来-グローバル・ガバナンスの論点
第6章 日本-アジアのスマートパワーとなれるか
インタビュー
あとがき
年表・G20をめぐる主な動き
参考文献
著者・監修者プロフィール
日本経済新聞社論説委員会上級論説委員兼編集委員
1985年 早稲田大学政治経済学部卒、同年日本経済新聞社入社。経済企画庁、日銀、大蔵省などを担当し、マクロ経済・金融・財政を取材。87-91年 ニューヨーク米州総局、98-01年 ワシントン支局駐在。経済部デスク、経済部編集委員兼論説委員、欧州総局編集委員、ワシントン支局長、Nikkei Asian Review編集長などを経て現職。
※本データは、小社での最新刊発行当時に掲載されていたものです。