なぜ日本経済は競争力を失ったか――。生産性、貿易統計、企業調査から綿密に原因分析。企業と国が失地を挽回し、「高い競争力」を獲得するための「モジュール化」「情報技術導入」 など、具体的対策を提言する。

日本経済 競争力の構想
スピード時代に挑むモジュール化戦略

定価:本体2,000円+税
発売日:2002年12月17日
ISBN:978-4-532-35024-6
上製/四六判/346ページ
購入画面へ進む

おすすめのポイント

なぜ日本経済は競争力を失ったか――。生産性、貿易統計、企業調査から綿密に原因分析。企業と国が失地を挽回し、「高い競争力」を獲得するための「モジュール化」「情報技術導入」 など、具体的対策を提言する。

目次

  1. 第1章 日本の国際競争力
     1 日本の競争力に対する悲観的な見方
     2 「国際競争力」とは何なのか
     3 IMDによる世界競争力ランキング
     4 国際的に低い経済の対外的開放度
     5 国際競争力の源泉としてのイノベーション活動

    第2章 製造業の競争力とアジアの台頭
     1 貿易データに見る製造業の競争力
     2 強い製造業と国際競争力
     3 低下する日本の製造業の輸出競争力
     4 企業活動のグローバル化と貿易パターンへの影響
     5 貿易理論と空洞化問題に関する考察
     6 エレクトロニクス産業の国際競争力
     7 中国経済の台頭と日本の産業への影響

    第3章 生産性の動向から見た国際競争力
     1 国際競争力を示すスタンダードな指標
     2 日本における生産性の低下
     3 サービス業における規制制度と生産性
     4 規制改革と生産性に関する米国との比較
     5 サービス産業の規制改革による日本の国際競争力向上
     6 情報通信技術の活用で遅れる日本企業

    第4章 日本の競争環境分析
     1 何が競争力を定めるか――ポーターの分析枠組み
     2 4つの競争環境要因――日本の現状
     3 個別産業に即した競争環境
     4 日本型組織と環境変化

    第5章 日本企業の知能指数「組織IQ」
     1 組織IQとは
     2 日本のハイテク企業の組織IQ
     3 日本企業の組織IQの特徴

    第6章 変化する国際競争のルール
     1 国際競争の歴史的概観
     2 国際競争上の3つのフェーズ

    第7章 現代の競争を勝ち抜くには
     1 現代の分業――モジュール化
     2 「モジュール化」とベンチャー経済

    第8章 モジュール化時代の新たな競争の作法
     1 ハイテクの羅針盤――「技術ロードマップ」
     2 ハイテクのレーダー――「技術マーケティング」
     3 現代の知恵袋――「匠」の変質とICT・ナレッジ・マネジメント
     4 戦いの作法の変化

    第9章 国際競争力の再生に向けて
     1 日本の5つのレイヤーと課題
     2 結語

著者・監修者プロフィール

安藤 晴彦(あんどう はるひこ)

経済産業研究所フェロー、内閣府企画官(経済財政―運営総括)。>1985年東京大学法学部卒業。同年通商産業省入省。「中小企業融合化法」「中小企業経営革新支援法」をはじめ、中小・ベンチャー企業のイノベーション支援政策を企画立案。国際競争力、モジュール化、ベンチャー、創業、異業種交流についても研究中。 <主な著書>『モジュール化 新しい産業アーキテクチャの本質』(共編著、東洋経済新報社)

※本データは、小社での最新刊発行当時に掲載されていたものです。

元橋 一之(もとはし かずゆき)

東京大学工学研究科教授(レジリエンス研究センター・技術経営戦略学専攻)、経済産業研究所ファカルティフェロー
1986年に東京大学工学系研究科修士課程を修了し、通産省(経済産業省)入省。OECD科学技術産業局エコノミストなどを経て、2002年から一橋大学イノベーションセンター助教授、2004年から東京大学先端科学技術研究センター助教授。2006年、東京大学工学系研究科教授に就任、現在に至る。コーネル大学MBA、慶応大学博士(商学)。専門は、計量経済学、産業組織論、技術経営論。
主な著書に『グローバル経営戦略』(東京大学出版会)、『日本のバイオイノベーション』(編著、白桃書房)、『ITイノベーションの実証分析』(東京経済新報社)、『日本経済 競争力の構想』(共著、日本経済新聞社)などがある。

※本データは、小社での最新刊発行当時に掲載されていたものです。

同じジャンルの商品

もっと見る

now loading