スタンフォードで意思決定の技法を学び、マッキンゼーでその腕を磨いた著者が「メンバーの知恵」を束ねる実践手法を解説する。

スタンフォードで学んだ 最強の意思決定
メンバーの知恵を錬成する実践手法

定価:本体1,600円+税
発売日:2019年10月17日
ISBN:978-4-532-32302-8
並製/四六判/232ページ
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おすすめのポイント

スタンフォードで意思決定の技を学び、
マッキンゼーでその腕を磨いた著者が
「みんなの知恵」を束ねる手法を解説する。

日本企業は「意思決定が遅い」「決まったことが実行されない」と言われており、
このことがホワイトカラーの生産性低下につながっている。
著者の診立てによると、その原因は下記のとおりだ。

1「弱い個」病……些末な事象に難癖をつけて遅らせる「真面目だが真剣ではない症候群」
「我が社は2年で売上げを2倍にする」などと、願望と意思決定をはき違えている「全能の神症候群」
2「衆知破壊」病……ポジションパワーによる恫喝も辞さない「ガバナンス違反」
失敗したらどうするのか、ばかり指摘する「アイデアキラー」
3「意味不明」病……「確かに市場性はあるが、儲かるかどうか。結局は人なんだよね……」などと、どうとでもとれる
もっともらしいことしか言わない「解釈困難」症候群
4「積み上がらない」病…1つ1つの指摘はごもっともだが、議論が前に進まない「揚げ足取り症候群」
「そもそも、こうなんじゃないか」と突如議論をぶちこわす「ちゃぶ台返し症候群」

こうした症状を防ぎ、みんなの知恵を束ねて意思決定につなげる「衆知錬成の意思決定手法」を
解説するのが本書である。

◎衆知錬成の意思決定手法の7つのプロセス
プロセス1検討課題の明確化・共有化=ビジョンステートメント
プロセス2論点の洗い出しと意味合い抽出=フォースフィールド・ダイアグラム
プロセス3意思決定基本3要素の階層化=ディシジョン・ファクター・ヒエラルキー
プロセス4選択肢の設定と定性比較=ストラテジーテーブルと戦略テーマおよび「売り・瑕疵」
プロセス5収益測定方法、明確化と戦略の読み=インフルエンスダイアグラム作成と数字のアセスメント
プロセス6定量分析=ベースケース分析、感度分析、ディシジョンツリー分析と累積確率曲線
プロセス7収益以外の価値判断尺度も含めた全体判断=バリュートレードオフ

編集者より

日本企業は「意思決定が遅い」としばしば批判され、問題視されています。
多くの現場にかかわってきた著者の診立てによると、その原因には下記のようなものがあると言います。

-些末な事象に難癖をつけて先送りする「真面目だが真剣ではない」症候群
-「我が社は2年で売上げを2倍にする」などと、願望と意思決定をはき違えている「全能の神」症候群
-失敗したらどうするのか、ばかり指摘する「アイデアキラー」
-もっともらしいが内容がよくわからない「解釈困難」症候群……

こうした症状を防ぎ、みんなの知恵を束ねて意思決定につなげる「衆知錬成の意思決定手法」を解説するのが本書です。

スタンフォードで理論を学び、マッキンゼーやA.T.カーニーはじめコンサルティングの現場で経験を積んだ著者が、議論を建設的な方向に導き、ロジカルでより納得性の高い意思決定を行うためのメソッドを紹介します。

なかなか終わらない会議にお悩みのみなさまに、おすすめの1冊です。

(2019.10.15)

目次

  1. プロローグ

    PART1 「決められない病」を分析する

    PART2 4ステップで「衆知錬成」力を鍛える

    PART3 意思決定の7つのプロセス――新国立競技場建設論争をケースに

著者・監修者プロフィール

籠屋 邦夫(こもりや くにお)

ディシジョンマインド社代表 ディシジョンアドバイザー
1978年東京大学大学院化学工学科修了、1984年スタンフォード大学大学院エンジニアリング・エコノミック・システムズ学科修了。
三菱化学、マッキンゼー、ATカーニーなどを経て独立。現在は、企業やビジネスマンの戦略スキルや意思決定力向上を支援するコンサルティング活動に力を入れている。スタンフォード大学、慶應義塾大学などにて講義。2010年-2011年には大阪府特別参与を務めた。

※本データは、小社での最新刊発行当時に掲載されていたものです。

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