中計は本当に役立たないのか。本書は、不確実な未来をとらえ、実行につなげる、「本当に役立つ経営ビジョン」の策定手法を解説する。

2030 経営ビジョンのつくりかた
VUCA時代を乗り切る

定価:本体2,200円+税
発売日:2019年07月17日
ISBN:978-4-532-32289-2
並製/四六判/232ページ
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おすすめのポイント

新元号「令和」がスタートし、2020年という節目は目前、足元の業績も好調ないまこそ、次の成長に向けての長期ビジョンをつくろう!
という経営者は多い。

とはいえ、だいたいは社長およびその周辺だけが乗り気になっており、経営企画や現場は当惑する、というケースも少なくないようだ。

だいたい、こんなパターンだ。
―10年後の話なんて、どこから手をつけていいかわからない
―そもそも、そのころどんなテクノロジーが出てきているかもわからないし、予想するだけ時間の無駄だ
―この忙しい時期に、悠長にそんなものをつくっているヒマはない
―2010年ごろもそういうのをつくったが、役に立っていないし、みんなもう覚えてないよ
……などなど。

いずれも、ごもっともである。
しかし、では未来のことを考えなくてもいいかと問われると、
もちろんその必要性はみんなが認識している。

本書は、意味のある「中長期ビジョン」を作り上げ、
実行にまで落とし込んでいく手法を解説するものである。

◆本書の特徴。
―実際に企業の未来ビジョン策定を手伝ってきた著者が、具体的な事例をもとに展開する
―陥りやすいワナ、ありがちな失敗をとりあげ、それらを防ぐ方法を紹介する
―線形予測(少子高齢化、デジタル化など、誰もが予測できる未来)と非線形予測(非連続的で、業界構造を破壊してしまうインパクトを持つ変化)のかけ算で、自らつくるべき未来を描く「未来洞察」の手法を説明
―実践的な9つのステップを解説。長期ビジョン作成から現場に浸透させ、実行計画にまで落とし込む段階までをフォローする。

目次

  1.  第1部 何をすべきか、何を知っておくべきか
    第1章 VUCA時代におけるビジョンの意義

    第2章 ビジョンをめぐる経営企画部門の悩み

    第3章 中計という不毛な定例行事

    第4章 ビジョン・中計策定でつまずくポイント

     第2部 どのようにすべきか
    第5章 ビジョン策定の体制とスキル

    第6章 ビジョン策定のステップ

    第7章 ビジョン策定方法としての未来洞察

    第8章 未来を議論する場を作る

     第3部 ケーススタディ
    第9章 ビジョン・戦略策定と未来予測・洞察の活用

著者・監修者プロフィール

時吉 康範(ときよし やすのり)

日本総研 未来デザイン・ラボ プリンシパル。
化学メーカー勤務後、日本総研入社。2015年未来デザイン・ラボ創設。専門は製造業の技術経営・新規事業。著書に『なぜ技術経営はうまくいかないのか』(日本経済新聞出版社)他。

※本データは、小社での最新刊発行当時に掲載されていたものです。

坂本 謙太郎(さかもと けんたろう)

日本総研 未来デザイン・ラボ シニアマネジャー
2001年以来、幅広い業種で経営トップ/経営企画を支援。経営戦略、ビジョン、中計、M&A、新規事業開発、海外戦略等のテーマを手掛ける。

※本データは、小社での最新刊発行当時に掲載されていたものです。

日本総研 未来デザイン・ラボ(にほんそうけん みらいでざいん・らぼ)

未来洞察手法を活用し、主に民間企業の中長期経営戦略策定、事業戦略策定、新規事業・研究開発テーマの創出を支援している。イノベーション教育を目的に、一橋大学をはじめとする著名大学と協働プロジェクトも実施している。

※本データは、小社での最新刊発行当時に掲載されていたものです。

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