部下も上司もそろって成長できる「1on1」とは何か? 何を目指し、どのように実施するか。「アドラー心理学」の要素も含めて解説。

任せるリーダーが実践している 1on1の技術

小倉広
定価:本体1,400円+税
発売日:2019年05月23日
ISBN:978-4-532-32280-9
並製/四六判/216ページ
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おすすめのポイント

「1on1」とは、「上司と部下の間で、週1回~月1回、30分~1時間程度、用事がなくても定期的に行う1対1の対話」のこと。インテル、マイクロソフト、グーグル、ヤフーなどの外資系IT企業を筆頭に、日本企業にも導入が相次いでいます。

働き方が多様化し、かつ、働く人の価値観が多様化している昨今、従来よりもより深いコミュニケーションが求められるはずなのに、逆にコミュニケーションの機会がグッと減ってきています。そんな企業の悩みに対して、1on1が解決策の一つとして注目を集めています。

一方で、このために定期的に時間を割くのは難しく、ルーティン化してやめてしまうパターン、話すことがなくなってしまうパターン、成果が見えずやめてしまうパターンなど、多くの失敗例があります。本書は、実施方法だけでなく、失敗例や心理的に気をつけることなど(アドラー心理学の要素も随所に投入)、細かいところまで注意が行き届いており、日本で数少ない「1on1」の本の決定版といえるものです。

著者は、「1on1」をテーマに大企業などで数多く、そして一社でも数回にわたり講師を務めています。その中で出てきた質問など、経験も踏まえて記述しています。

編集者より

「1on1ミーティング」(1on1)。1on1とは、「部下と上司の間で、週1回~月1回、30分~1時間程度、用事がなくても定期的に行う1対1の対話」のことです。シリコンバレーにある企業を中心に米国全土に広がり、日本でも実施する企業が増えています。

この書籍の企画がたちあがったのが、昨年の始めごろ。その頃に比べれば、1on1の普及が日本でもずいぶん進みました。その割には、日本では1on1の書籍自体が少なく、導入したくても参考になるものがあまりない、というのが現状です。

著者の小倉さんは、「1on1」という言葉が広がる前から、同じような取り組みを期せずして行っていたようです。このような経験と、『任せる技術』などの著書のベースとなった企業研修講師としてのスキル、また、「アドラー心理学カウンセラー」としての実績を踏まえ、本書を執筆しました。

「1on1」は実施時間と場所を決めたら終わりではありません。心理的に気をつけるポイントを知ることや、チェックシートのような「小道具」も必要です。本書はそのようなものも例示した「決定版」と言えるでしょう。

(2019.5.20)

目次

  1. PART1 経営者・人事部のための全社的視点での1on1
    第1章 1on1って何だろう?

    第2章 1on1導入の4つのステップ

    第3章 導入に際してよく寄せられる疑問

    PART2 管理者のための現場視点の1on1
    第4章 必要な5つのスキル

    第5章 あると便利な5つのメソッド

    第6章 欠かせない5つのマインド

著者・監修者プロフィール

小倉 広(おぐら ひろし)

小倉広事務所 代表取締役
大学卒業後、株式会社リクルート入社。組織人事コンサルティング室課長など企画畑を中心に11年半勤務。ソースネクスト(現東証一部上場)常務取締役、コンサルティング会社代表などを経て現職。著書に21万部のベストセラー『アルフレッド・アドラー 人生に革命が起きる100の言葉』(ダイヤモンド社)のほか、『アドラーに学ぶ部下育成の心理学』(日経BP社)、『もしアドラーが上司だったら』(プレジデント社)、『任せる技術』(日本経済新聞出版社)などがあり、計43冊。著作販売累計100万部超。現在は、アドラー心理学と企業経営を熟知した数少ない専門家として大手上場企業を中心に数多くの企業にて講演、研修を行っている。

※本データは、小社での最新刊発行当時に掲載されていたものです。

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