「人・モノ」から「データ」を運ぶ手段へ。自動車の概念が変わる時代、業界は、社会はどうなるのか。多数の国内外事例で読み解く。

モビリティ2.0
「スマホ化する自動車」の未来を読み解く

定価:本体1,600円+税
発売日:2018年09月26日
ISBN:978-4-532-32228-1
並製/四六判/312ページ
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おすすめのポイント

自動車業界で話題の「CASE」そして「100年に一度の大変革」。
その本当の意味は何か。ビジネスはどう変化していくのか。
気鋭の若手アナリストが読み解く!



【自動車の「スマホ化」とは?】
ガラケーからスマホに変わった時代。
デバイス(端末)メーカーは主役の座を奪われた。
新たな勝者は、SNSなどのアプリ開発者(フェイスブック、ツイッター)、
そしてアップルやグーグルなどのプラットフォーマーたち。
「エコシステム」を発展させ、「データ」を制するものが「勝ち組」となった。

自動車業界でも同じ現象が起きる。

「自動車」というモノが主役の時代から、
エコシステムとデータが主役の時代へ。

旧来の発想とはまったく異なる
パラダイム転換のメカニズムを解き明かすのが本書だ。


【モビリティ2.0とは?】
モビリティ1.0時代
-内燃機関(エンジン)によって走る自動車が「人やモノ」を運ぶ
-「自動車産業」という枠組みの中で、車両の生産台数を競う
-モノの汎用化が加速し、コスト削減競争で消耗する「衰退産業」

モビリティ2.0時代
-「データを運ぶ手段」という新しい「意味」が加わる
-都市を中心としたエコシステムを活性化させる重要な媒体へ
-サービスとしてのモビリティ=「MaaS(Mobility as a Service)」という新ビジネス
-世界中で都市化が進む中、超成長産業として拡大

この流れはもう止められない!
新時代にビジネスチャンスをつかむためのヒントが本書にある!


【本書の主な内容】
-「モビリティ大国」への可能性を秘めた日本
-ドイツは、すでに「リセットボタン」を押した
-「ノキア化」するトヨタ、「シャープ化」するパナソニック
-ミレニアル世代は、モータリゼーションの定義を変える
-変化は「エクスポネンシャル(指数関数的)」に広がる
-モビリティの「主要顧客」である都市を相手に儲けるためには
-英ゲーム開発者が「ゲームチェンジャー」に
-自動車の資源は石油からデータへ
-中国「ABCD」包囲網の完成! ──A(アリババ)、B(百度)、C(CATL)、D(滴滴出行)の戦略
-「1000年に1度」──中国国家プロジェクトの目指すもの
-インド・モディ首相、「鈴木修より孫正義」
-スイス・アルプス城下町で成功した産官学連携プロジェクト
-ベルリン──都市の革新者たちによるエコシステム
-自動車にもUXデザインの波
-全固体電池──太陽電池と有機ELの失敗に学ぶ
-高齢化を逆手にとって、ソリューションを「輸出」せよ
-自動車の「死」を受け入れよ
-「オールジャパン」の考え方を捨てる ほか

目次

  1. プロローグ 202×年、モビリティ大国・日本

    第1章 2016年、潮目が変わった

    第2章 モビリティ社会の主役、ミレニアル世代

    第3章 温暖化と都市化が求めるエコシステムの構築

    第4章 デジタル化の波--都市データの集積者が勝者に

    第5章 中国 自動車「大」国から「強」国へ
     
    第6章 大国インドと小国スイス

    第7章 デザイン主導の新しいイノベーション

    第8章 「オールジャパン」をやめる

著者・監修者プロフィール

深尾 三四郎(ふかお さんしろう)

浜銀総合研究所調査部産業調査グループ主任研究員
1981年生まれ。経団連奨学生として麻布高校から英ユナイテッド・ワールド・カレッジ(UWC)に留学。2003年英ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス(LSE)を卒業。野村證券金融研究所、英HSBC(自動車部品アナリスト)を経て、米国及び香港のヘッジファンドで日本・韓国・台湾株のシニアアナリスト。機関投資家としてスマートフォン、液晶テレビ、太陽電池の進化を目の当たりにした。2014年に浜銀総合研究所に入社。国内外で自動車産業とイノベーションに関する講演、企業マネジメント向けセミナーを多数行う。

※本データは、小社での最新刊発行当時に掲載されていたものです。

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