発想がよくても、人を巻き込み、行動に移せなければ何も変わらない。 良質なアイデアを形にするための、「動き方」を教えます。

1→10(ワントゥテン)に広げる企画の極意
六本木未来大学講義録2

定価:本体1,500円+税
発売日:2018年10月29日
ISBN:978-4-532-32225-0
並製/四六判/240ページ
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おすすめのポイント

良質なアイデアを生み出し続けても、人を巻き込み、行動にうつせなければ何も変わらない。
「アイデア」を形するための、「動き方」を教えます。

◆モノが溢れる時代の企業や商品の競争力は、「アイデア」で差がつく。しかし、「アイデア」を形にするためのデザインとビジネス、双方に通じる知識を持つ人はとても少ない。こうした、ビジネスとデザインの橋渡しをする能力を持った人のことを「クリエイティブ・ディレクター」という。「クリエイティブ・ディレクター」は、限られた領域だけでなく、ありとあらゆる組織に必要となってきている。言い換えると「経営がわかるセンスのいい人間」のことだ。美しくてかっこよくて、使いやすくてわかりやすい、みんなが親しみを持てる企業や製品、広告をデザインできる人のこと。代表的なのはスティーブ・ジョブズ。

◆本書では、クリエイティブ・ディレクターに必要な「アイデアの生み出し方」と「人を巻き込みアイデアを形にする」二つの能力のうち「人を巻き込みアイデアを形にする」に焦点を置く。よいアイデアを生み出せたとしても、それをどのように形にし、社会に実走させていくのか。梅田悟司氏、伊藤直樹氏、田川欣哉氏、齊藤精一氏、中村勇吾氏、佐渡島庸平氏、菅野薫氏など合計7名のクリエイターから学ぶ。どのクリエイターも業界の最前線で活躍している。

◆本書は、2015年にスタートした「六本木未来大学」の講義録をベースに構成する。「六本木未来大学」とは、2012年に六本木の美術館やギャラリー、地域の人々と手を取り合い、街全体で六本木の新たな価値を見出すべくはじまった「六本木未来会議」で、「クリエイティブ・ディレクション」を学ぶための学校として、水野学氏の提案で開講した。

著者・監修者プロフィール

六本木未来大学 (ろっぽんぎみらいだいがく )

六本木未来会議のクリエイターインタビューで、水野学さんが語った構想が、アイデア実現プロジェクトの第7弾『クリエイティブディレクションを学ぶための学校「六本木未来大学」』として、2015年にスタート。運営は東京ミッドタウンが行う。

◆梅田悟司
コミュニケーションディレクター、コピーライター。
1979年生まれ。大学院在学中にレコード会社を起業後、電通入社。マーケティングプランナーを経て、コピーライターに。広告制作の傍ら、新製品開発、アーティストへの楽曲提供など幅広く活動。直近の仕事に、ジョージア「世界は誰かの仕事でできている。」、TBSテレビ「日曜劇場」コミュニケーション・ディレクターなどがある。カンヌ広告賞、レッドドット賞、ギャラクシー賞、グッドデザイン賞、観光庁長官表彰など国内外30以上の賞を受ける。著書にシリーズ累計30万部を超える『「言葉にできる」は武器になる。』(日本経済新聞出版社)他。CM総合研究所が選ぶコピーライターランキングトップ10に、2014~2017年と4年連続選出。横浜市立大学先端医科学研究センター コミュニケション・デザイン・センター クリエイティブ・アドバイザリー。多摩美術大学非常勤講師。

◆伊藤直樹
クリエイター集団「PARTY」
クリエイティブディレクター/CEO
1971年静岡県生まれ。早稲田大学卒業。ナイキのブランディングなどを手がけるワイデン アンド ケネディ東京を経て、2011年、未来の体験を社会にインストールするクリエイター集団「PARTY」を設立。サービス&プロダクト、エンターテインメント、ブランディングを軸に活動を行う。2018年、WIRED日本版クリエイティブディレクターに就任。京都造形芸術大学情報デザイン学科教授、事業構想大学院大学客員教授。成田空港第3ターミナルの空間デザインでは、グッドデザイン賞の金賞を受賞。東京ミッドタウンDesign Touch 2017インスタレーション「でじべじ―Digital Vegetables―by PARTY」の総合演出なども手がける。メディア芸術祭優秀賞、NYワンショー、イギリスD&AD、カンヌライオンズ国際クリエイティビティ・フェスティバル、東京コピーライターズクラブなど、受賞歴は250を超える。「クリエイティビティの拡張、領域横断」をテーマに、表現のみならず、新規事業などのビジネスクリエイティブも行う。PARTYでは、クリエイターのコレクティブオフィス「石(イシー)」グループとして、東京にTOKO、鎌倉に北条SANCIなどを展開中。また、スマイルズの遠山正道氏とアートの民主化を目指すThe Chain Museumを共同事業化している。展覧会に「OMOTE 3D SHASHIN KAN」(2012)、「PARTYそこにいない。展」(2013)など。著書に『「伝わる」のルール』(インプレス)など。作品集に『PARTY』(ggg Books)がある。

◆田川欣哉
Takram代表
ハードウェア、ソフトウェアからインタラクティブアートまで、幅広い分野に精通するデザインエンジニア。主なプロジェクトに、トヨタ自動車「NS4」のUI設計、日本政府のビッグデータビジュアライゼーションシステム「RESAS―地域経済分析システム―」のプロトタイピング、NHKEテレ「ミミクリーズ」のアートディレクションなどがある。日本語入力機器「tagtype」はニューヨーク近代美術館のパーマネントコレクションに選定されている。グッドデザイン賞金賞、iF Design Award、Red Dot Design Awardなど受賞多数。未踏ソフトウェア創造事業スーパークリエータ認定。東京大学機械情報工学科卒業。英国ロイヤル・カレッジ・オブ・アート修士課程修了。経済産業省「産業競争力とデザインを考える研究会」「産業構造審議会知的財産分科会」などの委員を務める。英国ロイヤル・カレッジ・オブ・アート客員教授・名誉フェロー。

◆齋藤精一
ライゾマティクス代表
1975年神奈川生まれ。建築デザインをコロンビア大学建築学科(MSAAD)で学び、2000年からニューヨークで活動を開始。その後ArnellGroupにてクリエティブとして活動し、2003年の越後妻有アートトリエンナーレでアーティストに選出されたのをきっかけに帰国。フリーランスのクリエイティブとして活躍後、2006年にライゾマティクスを設立。建築で培ったロジカルな思考をもとに、アート・コマーシャルの領域で立体・インタラクティブの作品を多数作り続けている。2009~2014年国内外の広告賞を多数受賞。現在、株式会社ライゾマティクス代表取締役、東京理科大学工学部建築学科非常勤講師。2013年D&AD Digital Design部門審査員、2014年カンヌ国際広告賞Branded Content and Entertainment部門審査員。2015年ミラノエキスポ日本館シアターコンテンツディレクター、六本木アートナイト2015にてメディアアートディレクター。

◆中村勇吾
インターフェースデザイナー
映像ディレクター。1970年奈良県生まれ。東京大学大学院工学部卒業。多摩美術大学教授。1998年よりインターフェースデザインの分野に携わる。2004年にデザインスタジオ「tha ltd.」を設立。以後、数多くのウェブサイトや映像のアートディレクション、デザイン、プログラミングの分野で横断・縦断的に活動を続けている。主な仕事に、ユニクロの一連のウェブディレクション、KDDIスマートフォン端末「INFOBAR」のUIデザイン、NHKのEテレ「デザインあ」のディレクションなど。主な受賞に、カンヌ国際広告賞グランプリ、東京インタラクティブ・アド・アワードグランプリ、TDC賞グランプリ、毎日デザイン賞、芸術選奨文部科学大臣新人賞など。

◆佐渡島庸平
コルク代表取締役社長
2002年、講談社に入社。週刊モーニング編集部にて、『バガボンド』(井上雄彦)、『ドラゴン桜』(三田紀房)、『働きマン』(安野モヨコ)、『宇宙兄弟』(小山宙哉)、『モダンタイムス』(伊坂幸太郎)、『16歳の教科書』など数多くのヒット作を編集。インターネット時代に合わせた作家・作品・読者のカタチをつくるため2012年に講談社を退社し、コルクを創業。従来のビジネスモデルが崩壊している中で、コミュニティに可能性を感じ、コルクラボというオンラインサロンを主宰。編集者という仕事をアップデートし続けている。

◆菅野 薫
電通 CDC / Dentsu Lab Tokyo
エグゼクティブ・クリエーティブ・ディレクター/クリエーティブ・テクノロジスト
1977年生まれ。麻布学園中学校・高等学校、東京大学卒業。2002年株式会社電通入社。国内外のクライアントとの研究開発プロジェクト、商品サービス開発、広告キャンペーン企画制作などデジタルテクノロジーと表現を専門に幅広い業務に従事。2011年東日本大震災時の通行実績データを可視化した本田技研工業インターンナビ「CONNECTING LIFELINES」、2014年に世界で最も表彰されたキャンペーンとなった「Sound of Honda /Ayrton Senna1989」、Apple Appstoreの2013年ベストアプリに選ばれた「RoadMovies」、東京オリンピック招致最終プレゼンで紹介された「太田雄貴Fencing Visualized」、国立競技56年の歴史の最後の15分間の企画演出「SAYONARA 国立競技場 FINAL FOR THE FUTURE」、GINZA SIXのオープニングCM「メインストリート編」、NTT docomoの5Gの実証実験プロジェクト「Future Experiment」、Brian Eno、Perfumeなどとの音楽プロジェクト等々活動は多岐にわたる。JAAAクリエイター・オブ・ザ・イヤー(2014年、2016年) /カンヌライオンズ チタニウム部門 グランプリ / D&AD Black Pencil(最高賞)など、国内外の広告、デザイン、アートさまざまな領域で受賞多数。

※本データは、小社での最新刊発行当時に掲載されていたものです。

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