途絶えるお袋の味、見せびらかすだけで使われないシステムキッチン――。「中国消費を理解するには家庭をのぞくべし」という発想で上海を十数年間ウォッチし続けるリサーチの達人が明かす、現代中国消費ホントの話。

台所をのぞけば中国がわかる
中国消費市場最前線

定価:本体1,600円+税
発売日:2008年01月29日
ISBN:978-4-532-31375-3
並製/四六判/224ページ
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おすすめのポイント

途絶えるお袋の味、見せびらかすだけで使われないシステムキッチン――。「中国消費を理解するには家庭をのぞくべし」という発想で上海を十数年間ウォッチし続けるリサーチの達人が明かす、現代中国消費ホントの話。

目次

  1. 序章 変貌する上海社会

    第1章 激変する中国の消費環境
     (1)国際的小売業(グローバル・リテイラー)の進出
     (2)欧米グローバル企業の市場地位の高さ
     (3)IT系の普及
     (4)女性の社会への進出
    第2章 住まいを見れば中国人がわかる
     (1)配給住宅から商品住宅へ――中国の住宅政策の転換
     (2)スケルトン渡しという不思議な住宅供給方式
     (3)環境がステイタスの象徴
     (4)住宅の内装に見る見栄構造
       A=シャンデリアがシンボルの客庁
       B=新たなシンボルの登場――ホームシアター
       C=ハコモノ・キッチン主義
       D=新婚写真が輝く寝室
       E=小皇帝の城、子供部屋
    第3章 中国消費市場のリーダーたち
     (1)消費者の意識・行動の変化――消費意識の調査から浮かび上がった素顔
     (2)消費情報源の国際派ヤング
     (3)パーソナルニーズの萌芽
     (4)見えてきたチャイニーズドリーム
     (5)能力向上に自己投資する若い女性たち――二〇〇〇年調査から
     (6)羨望商品は時代を映す鏡
     (7)サービスへ移った自己実現型の消費行動
    第4章 三十歳代女性が開く新消費スタイル
     (1)3つのポイント――三十歳代女性の特徴
     (2)新たな羨望商品、セカンドマンション
     (3)三十歳代女性のキャリア形成の実態
    第5章 中国市場を切り開く日本企業の知恵
     (1)三高マーケティングと草の根型の地道な活動で中国市場に浸透 ――― 資生堂(中国)投資有限公司
     (2)自動車のメンテナンス発想でタイヤの販売網を築く――ブリヂストン
     (3)地域のニーズを探り出して商品企画に結び付ける――松下電器グループ
     (4)カレーを通じ新しい食文化の提案を試みる――ハウス食品
     (5)新鮮なファッション情報でファン作り――オンワード
     (6)写真好きの中国人にデジカメの本当の価値をアピール――富士フィルム
     (7)ファッションの日中同時発信で実績をあげる――ハニーズ
    第6章 魅力あふれる中国市場――切り開くマーケティング
     (1)技術革新のトップランナーを続ける――大事にしたい“メイド・イン・ジャパン”の高品質イメージ
     (2)不可欠なアカウンタビリティー(説明責任)―-―高品質の裏づけを
     (3)サービス・マーケティングを磨く――重要性を増す生活文化の提案技術
     (4)四つのコミュニケーション・メディアを使い分け――メッセージ伝達の秘訣を究める
       1 口コミ――地縁・血縁の身近な情報源が決定的な役割
       2 マスコミ――信頼度がいまひとつだが、大きい信用保証効果
       3 街コミ――タウンウオッチングで生活情報を収集
       4 店コミ――店頭で実物を確認するのが購入の前提
    =コラム(余話)=
    中国の地域事情/中国のおカネ事情/ホワイトカラー層の余暇事情/人気の海外旅行事情

著者・監修者プロフィール

植野 芳雄(うえの よしお)

1948年生まれ、関西学院大学文学部中退。(株)ファーストに勤務。主に中国市場の調査やマーケティング企画を担当。1992年以来、家電・住宅設備・精密機器・化粧品・医薬品・トイレタリー・衣料品・食品・飲料・菓子などの消費財調査や外食、小売流通調査200件以上に関与 。

※本データは、小社での最新刊発行当時に掲載されていたものです。

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