発明の対価は誰が決めるのか。ものづくりの主役である技術者たちは十分に報われているか。発明対価裁判は、一部の異端児が起こした一過性のブームではない。「知財の時代」の組織と個人のあり方そのものを揺さぶる。

特許は会社のものか
企業と技術者の新しい関係

定価:本体1,500円+税
発売日:2005年10月25日
ISBN:978-4-532-31236-7
並製/四六判/300ページ
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発明の対価は誰が決めるのか。ものづくりの主役である技術者たちは十分に報われているか。発明対価裁判は、一部の異端児が起こした一過性のブームではない。「知財の時代」の組織と個人のあり方そのものを揺さぶる。

目次

  1. プロローグ――波紋を投げかけた2人の男

    第1章 200億円から和解へ――中村修二、栄光と挫折
     1 2005年1月11日
     2 ブレークスルーヘの道

    第2章 すれ違う「個人」と「会社」
     1 亀裂――個人への報酬を求めて
     2 称賛されない英雄――東芝・フラッシュメモリー裁判の波紋

    第3章 技術者たちの反乱
     1 「特許を返せ」
     2 大逆転の判決
     3 それぞれの成果――「200億円判決」を呼び寄せた先人たち

    第4章 知財評価は可能か
     1 困惑する産業界
     2 「妥当な対価」、評価は分かれる

    第5章 ルールをつくる――弁護士・升永英俊の闘い
     1 異才の弁護士、誕生
     2 「真実の発見」への執念
     3 ルールづくりへの挑戦
     4 発明対価を変えた男

    第6章 「知財の時代」に潜む課題
     1 特許法35条をめぐる争い
     2 欧米産業界も危機感を抱く
     3 法改正は失敗か?
     4 知財立国への道

    第7章 我らの「報酬」
     1 報酬とは、お金のことか
     2 独立するか、社内でやるか
     3 自分の経験を生かしてこそ

    取材を終えて
    付録

著者・監修者プロフィール

渋谷 高弘(しぶや たかひろ)

日本経済新聞社 東京本社編集局 編集委員
1990年入社。情報通信、電機、ソフトウエア、出版業界などの担当記者を経て現職。2002年~05年、「発明対価200億円判決」で話題となった青色発光ダイオード(LED)特許訴訟を追跡取材。知的財産分野の取材経験は約20年に及ぶ。主な著書に『特許は会社のものか』(日本経済新聞社)『中韓産業スパイ』(日経プレミアシリーズ)がある。

※本データは、小社での最新刊発行当時に掲載されていたものです。

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