ドーナツを、アカデミックな眼差しで見つめたことはありますか? 無理難題に阪大の教授陣が真剣勝負!

定価:本体900円+税
発売日:2019年09月04日
ISBN:978-4-532-19955-5
並製/A6判/400ページ
購入画面へ進む

おすすめのポイント

工学、美学、数学、精神医学、歴史学、人類学、応用化学、法学、経済学――。
大阪大学の知の精鋭たちは、果たしてドーナツを穴だけ残して食べられるのか?
様々なメディアでとりあげられ、ロングセラーとなったユニーク企画の文庫化。

○本書は大阪大学の学生と教員、大阪大学出版会の三者が一緒になって、大阪大学の知を世の中に紹介する本を作りたいという思いから生まれたプロジェクト。
第11回出版梓会新聞社学芸文化賞特別賞を受賞。

○本書の魅力は、それぞれの学問領域ごとに、問題の設定と方法論があることがわかること。
例えば、工学ならば「ドーナツという物質を定義し、手段を選び、切削する」であり、数学で言えば「n次元における穴を定義し、次元を超えることで穴を残す」であり、法学で言えば「ドーナツが登場する判例を解釈することによって「穴」を再定義し、穴を残す」となる。
文庫解説に大竹文雄・大阪大学大学院教授。

目次

  1. 第0章 ドーナツの穴談義のインターネット生態学的考察 松村真宏

     第1部 穴だけ残して食べるには
    第1章 ドーナツを削る――工学としての切削の限界 高田 孝

    第2章 ドーナツとは家である――美学の視点から「ドーナツの穴」を覗く試み 田中 均

    第3章 とにかくドーナツを食べる方法 宮地秀樹

    第4章 ドーナツの穴の周りを巡る永遠の旅人――精神医学的人間論 井上洋一

    第5章 ミクロとマクロから本質に迫る――歴史学のアプローチ 杉田米行

     第2部 ドーナツの穴に学ぶこと
    第6章 パラドックスに潜む人類の秘密 なぜ人類はこのようなことを考えてしまうのか? 大村敬一

    第7章 ドーナツ型オリゴ糖の穴を用いて分子を捕まえる 木田敏之

    第8章 法律家は黒を白と言いくるめる? 大久保邦彦

    第9章 ドーナツ化現象と経済学 松行輝昌

    第10章 ドーナツという「近代」 宮原 曉

    第11章 法の穴と法規制のパラドックス――自由を損なう行動や選択の自己決定
        =自由をどれだけ法で規制するべきなのか? 瀬戸山晃一

    第12章 アメリカの「トンデモ訴訟」とその背景 松本充郎

著者・監修者プロフィール

大阪大学ショセキカプロジェクト(おおさかだいがくしょせきかぷろじぇくと)

「学生が企画する本を学生の力で出版する」を最終目標とし、それを大阪大学教員・大阪大学出版会がサポートする形で2012年4月にスタート。
本書は「ドーナツを穴だけ残して食べる」という一見矛盾した命題に、大阪大学に所属する多様な研究者がそれぞれの専門領域から、アプローチします。

※本データは、小社での最新刊発行当時に掲載されていたものです。

同じジャンルの商品

もっと見る

now loading