農村と都市をむすび10兆円産業を作り出せ。地域活性化の伝道師が六次産業化の最前線を報告。文庫化に際し、事例を中心に約5割改訂。

定価:本体800円+税
発売日:2019年07月03日
ISBN:978-4-532-19953-1
並製/A6判/272ページ
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おすすめのポイント

見捨てられた農地や山林も新たな視点でとらえ直せば、宝の山としてよみがえる。都市・農村交流の伝道師が地域の資源を活用し、事業化する実践事例と、農村起業のかんどころを教える。

○本書は2011年10月に刊行された同名書の大幅改訂、文庫化です。2001年にNPO法人「えがおつなげて」を立ち上げ、代表を務める著者の活動を追ったビジネス読み物。

○活動拠点である山梨県増富地区は高齢化率60%(全国平均26.7%)、耕作放棄率も50%以上という典型的な過疎集落だったが、都会の若者、企業で働く人や外国人を巻き込む、都市農村交流を続けた。その結果、のべ5000人以上の開墾ボランティアや企業の参加者によって5ha以上の耕作放棄地が農地に蘇った。また活動を通して100人以上が移住した。

○開墾されて出来た農地で作った酒米を原料に、日本酒や焼酎を開発、そのお酒を東京・丸の内の飲食店などで提供。マンション住民を対象にした農業体験ツアー、山梨県産の間伐材を大手マンションデベロッパーに納品するプロジェクトなど、活動は多岐に渡る。

○「えがおつなげて」のユニークさは、内閣府、総務省、山梨県、三重県などの行政、三菱地所、味の素冷凍食品、東京海上日動などの企業、さらには大学との連携によって、様々なプロジェクトを拡大させていく手法にある。

○こうした成果が評価され、「えがおつなげて」は、毎日新聞グリーンツーリズム大賞優秀賞、経済産業省ソーシャルビジネス55選、日経ソーシャルイニシアチブ大賞、共同通信地域再生大賞選考委員賞など各賞を受賞。活動領域は山梨中心から全国へと広がっている。

目次

  1. 文庫版まえがき

    プロローグ

    第1章 ぼくの農村起業ストーリー

    第2章 限界集落に人を呼べ

    第3章 巻き込み、仕掛け、動き出す

    第4章 次々と生まれるローカル起業家たち

    第5章 地方からの日本再生--農村資源で10兆円産業を

    第6章 都市と農村をつなぐ仕掛け

    あとがき

著者・監修者プロフィール

曽根原 久司(そねはら ひさし)

えがおつなげて代表理事。
1961年生まれ。明治大学卒業後、フリーターを経て経営コンサルタントの道へ。バブル崩壊後、銀行などの経営指導に危機を感じ、95年山梨県に移住。農林業を中心とした自給自足の生活を実践。2001年NPO法人「えがおつなげて」設立。代表理事として農村資源を活用した様々な活動を展開している。内閣府が選定する「地域活性化伝道師」の一人に選ばれる。山梨県立農業大学校講師。アショカフェロー。総務省地域力創造アドバイザー。

※本データは、小社での最新刊発行当時に掲載されていたものです。

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