ローマ、中華両帝国からスペイン、オスマン、英国、米国、日本まで。行動経済学など最新経済学をもとに大国の興亡を解き明かす。

なぜ大国は衰退するのか
古代ローマから現代まで

定価:本体1,200円+税
発売日:2019年06月05日
ISBN:978-4-532-19899-2
並製/A6判/544ページ
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おすすめのポイント

■ローマ帝国、明朝中国からオスマントルコやスペイン帝国、大英帝国にいたるまで。世界の大国はその時代で最大の経済力、政治力、軍事力をもつ国として登場したが、最終的には衰退してしまった。こうした大国の衰亡の根本的な原因は何なのか?

■ふたりの経済学者が、歴史上および現代の大国の興亡を、行動経済学、制度経済学、政治学をベースに読み解き、経済的不均衡が文明を崩壊させ、経済的な衰退は制度の停滞によって生み出されることを明らかにする。そして、米国が次に同じ運命をたどる可能性があり、現代日本も、明治維新以来、第二の衰亡か再起かの分岐に直面していると、警告する。

■大国の経済力を測るこれまでにない斬新な方法を提示、ローマ帝国、明朝中国、スペイン帝国、オスマントルコ帝国、日本、大英帝国、ユーロ圏、現代カリフォルニア州、米国それぞれの成功と失敗、発展の限界をつぶさに分析。ポール・ケネディ『大国の興亡』の「帝国が拡大しすぎが衰退の原因」との主張を退け、経済の不均衡を解決できない国家の政治的停滞こそが衰退の原因であることを明らかにする。

■歴史上の大国はなぜ没落したのか? 現代の大国が生き延びる道はどこにあるのか? 日本は没落の危機を免れるのか? 歴史に経済理論の光をあてる「大国の経済学」。

目次

  1. 第1章 序 論

    第2章 大国の経済学

    第3章 経済的行動と制度

    第4章 ローマ帝国の没落

    第5章 中国の宝

    第6章 スペインの落日

    第7章 奴隷による支配 オスマン帝国のパラドックス

    第8章 日本の夜明け

    第9章 大英帝国の消滅

    第10章 ヨーロッパ 統一と多様性

    第11章 カリフォルニア・ドリーム

    第12章 米国に必要な長期的視野

    第13章 米国を改革する

    付 録 超党派的な財政均衡憲法修正条項の文案

著者・監修者プロフィール

グレン・ハバード(ぐれん・はばーど)

コロンビア大学大学院ビジネススクール院長
1958年生まれ。ハーバード大学Ph.D.取得(政府債務・資産市場研究)。ノースウェスタン大学助教授、コロンビア大学教授を経て、2004年よりコロンビア大学ビジネススクール学長。ジョージ・W・ブッシュ政権で大統領経済諮問委員会委員長を務めた。

※本データは、小社での最新刊発行当時に掲載されていたものです。

ティム・ケイン(てぃむ・けいん)

米ハドソン研究所チーフエコノミスト
米空軍アカデミー、カリフォリニア大学サンディエゴ校経済学Ph.D.取得。米議会両院経済委員会に二度参画。

※本データは、小社での最新刊発行当時に掲載されていたものです。

久保 恵美子(くぼ えみこ)

東京大学経済学部卒業、旧厚生省、Bain&Company勤務後、翻訳家。主な翻訳書にワプショット『ケインズかハイエクか』バジョット『ロンバード街』、フリードマン&シュォーツ『大収縮 1929-1933』など。

※本データは、小社での最新刊発行当時に掲載されていたものです。

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