戦前最強・最大の組織だった日本陸軍。どのように機能し、どんな人々が動かし、終焉したのか? いまだに謎の部分が多い戦時体制下の陸軍中央内部の動きを、人物模様を交えてエリート将校が明かす昭和陸軍裏面史。

昭和戦争史の証言 日本陸軍終焉の真実

西浦進
定価:本体950円+税
発売日:2013年07月03日
ISBN:978-4-532-19690-5
並製/A6判/288ページ
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戦前最強・最大の組織だった日本陸軍。どのように機能し、どんな人々が動かし、終焉したのか? いまだに謎の部分が多い戦時体制下の陸軍中央内部の動きを、人物模様を交えてエリート将校が明かす昭和陸軍裏面史。

意思決定の失敗を組織論に基づいて明らかにした『失敗の本質』の興味深い記述が満載。東条英機、山下奉文など昭和陸軍の大立て者たちの素顔を活写します。

目次

  1. 文庫版まえがき(土門周平)
    序文(栂 博)
    解題(森松俊夫)
    はしがき

    略歴
    満州事変発生当時の軍事課
    軍備整理案処理
    十月事件
    満州視察
    軍事課「衆議院」案
    満州への将校家族携行問題
    歩兵砲問題、九〇野砲問題、陸軍の空母?
    山岡軍務局長、柳川次官、山下課長、永田前課長
    浜松・枚方の両爆発事件
    予算班
    上海停戦協定
    上海爆弾事件
    白川大将遺族呼び寄せ問題
    上海撤兵
    謀報の不備
    暗号傍受
    人事
    満州国境築城・国防分担金
    上級者の不勉強
    五・一五事件
    大異動
    北支回想・渡仏
    二・二六事件をウィーンに聞く
    ベルギー隊付
    スペイン内乱視察
    再び軍事課へ・支那事変前の情勢
    支那事変勃発
    動員
    作戦目標
    臨時軍事費予算(予算班長)
    航空
    小銃問題
    板垣陸相登場
    東条時間と「ソ」支二正面作成論
    大本営設置
    武漢攻略問題
    張鼓峰事件・ノモンハン事件
    謀略
    幹部候補生制度改正
    航空転科問題
    御役所式悪例
    国防国策樹立問題
    経理官について
    軍医・獣医・法務官について
    軍事課の仕事の一端
    動員時の不経済・馬の補充
    事変地の経費
    所管争い
    旧来の悪習
    在満家族の医療と教育
    輸入資金問題
    所謂「棚橋工作」
    官を以って賞に換う
    陸軍文庫案・外国語廃止案
    阿南次官
    給与と服制と建築
    議会風景
    歴代軍務局長・次官
    大蔵省
    軍需動員
    予算班長から高級課員へ
    日独伊防共協定強化
    支那派遣軍総司令部新設
    対華政策の二潮流
    桐工作(対重慶和平工作)・仏印大演習見学
    阿部内閣・畑陸軍大臣の登場と退陣、東条大臣登場
    十五年度予算問題
    今村将軍
    総力戦研究所
    陸海軍集会所
    東条大臣初訓示
    閻錫山工作
    北部仏印進駐
    泰仏印紛争調停
    南方作戦準備
    日米交渉、南部仏印進駐、関特演
    南方攻略地域
    東条内閣成立・秘書官就任
    対米開戦
    シンガポール陥落
    パレンバン空挺作戦
    九州旅行
    翼賛選挙
    秘書官と人事
    内閣改造
    東条大臣
    軍事課長へ転補内命
    ドゥーリットル空襲
    軍事課長発令
    四号軍備案・兵補問題
    ミッドウエイ海戦
    ガダルカナル
    航空軍備
    「富嶽」問題
    対潜防禦
    幕僚の実兵指揮的能力
    陸相の参謀総長兼任
    対支新方針
    ドゥーリットル飛行士処刑問題
    中央機構
    軍務局と作戦
    和平への見通し
    支那派遣軍への転出

    付録第一
    付録第二

    解説(戸部良一)

著者・監修者プロフィール

西浦 進(にしうら すすむ)

1901年生まれ、22年陸軍士官学校卒業、同年陸軍少尉、
27年陸軍大学校入校、30年陸軍大学校卒業、
37年陸軍省軍務局軍事課予算班長、39年陸軍省軍務局軍事課
高級課員、41年陸軍大佐、同年陸軍大臣秘書官兼陸軍省副官、
42年陸軍省軍務局軍事課長、44年支那派遣軍参謀、
46年中国より復員、予備役編入、55年陸上自衛隊幹部学校戦史室
(56年度から防衛研修所戦史室と改称)初代戦史室長、70年死去。
著書に『昭和戦争史の証言 日本陸軍終鷲の真実』(日経ビジネス人文庫)、
『兵学研究序説』(田中書店)がある。


※本データは、小社での最新刊発行当時に掲載されていたものです。

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