スピード化、情報化、グローバル化――。経済の軸が大きく変わる21世紀、日本に必要な発想とは何か? ネット社会から消費不況まで、世間を惑わす「通説」をゲーム感覚で軽やかに斬る、やわらか頭の経済エッセイ!

やわらかなアタマで日本経済の謎を解く

定価:本体571円+税
発売日:2002年04月26日
ISBN:978-4-532-19129-0
並製カバー巻/A6判/288ページ
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おすすめのポイント

スピード化、情報化、グローバル化――。経済の軸が大きく変わる21世紀、日本に必要な発想とは何か? ネット社会から消費不況まで、世間を惑わす「通説」をゲーム感覚で軽やかに斬る、やわらか頭の経済エッセイ!

目次

  1. プロローグ 『やわらかな経済学』のすすめ

    I 日本は痛風にかかったティラノザウルス
     絶滅は避けられるか― 「驚きと確率の世界」を生き抜くには 新しい「西部開拓史」― 経済統合とファーストフード型ビジネス 経済政策の不毛な対立 ―「マクロ集計量」派対「ミクロ構造変革」派 「 成功の方程式」はどこにある?― 国際金融市場の「リスク」 課外授業 中央銀行の世界標準とアイスランド

    II 「成功」は「失敗」のもと
     1998年の大隕石― 自動人形化した日本企業を改造する道 生き抜く企業、死にゆく企業― 20世紀100年の歴史が示す真実 転がる石の教訓― 「組み合わせの最適化」と「プロセスの最適化」の狭間で 工場の生産性、企業の生産性― 生産性の高さが高収益に結びつかない「悲劇」 課外授業 歯磨きは百害のもと? それともニュービジネスのもと?

    III 日本人は100円の金槌を買うか?
     1ドルの金槌と日米消費者気質 ― 「いつでも実験」型消費者と「高品質要求」型消費者 ライトの超々高層ビルとエレベーター― 流通のモデュール化で高コスト構造に立ち向かう ボルボの実験―自動車流通に見る新しい「流通」の芽   インターネット流通は本当に安いか?― 情報革命が可能にする新しい差別化戦略 課外授業 どっこい、低品質に「命を救われた」話

    IV ビル・ゲイツ氏のユーウツ
     「情報バブル」のはじけるとき―「過剰機能」は「過剰設備」の道をたどるか 情報の大洪水の中で― 「ノボット」の登場と知的退廃 ゲイツ御殿のお膝元はLinux インターネット時代の「学問」― 教育現場の危機と真の学問の担い手 課外授業 「まっとうな」コンピュータとつきあう方法

    V 土地問題は「日本問題」の縮図
     米国「仮想不動産」ブームと日本「底なしの地価下落」― 不動産市場が機能するには 焼けただれたサウス・ブロンクス―「優しい」政策の皮肉 戦後日本の都市・建築―「混沌の制度化」から「未来の遺伝子」へ デンマークの「帰属家賃」課税―「合理的に考える」必要性 都市再生―日本経済の付加価値生産性を高めるために 課外授業 チャールズ皇太子の好きな「料理」と日本の地方公共事業

    VI 日本人は「日本人」がお嫌い?
     フランス人とアメリカ人、そして日本人 「目の肥えた」日本人は「日本人」がお嫌い? 国際線での喰えない話、拾った話、そして過激な話 究極の経済問題 男と女の進化論

    おわりに  それからの日本経済

著者・監修者プロフィール

西村 清彦(にしむら きよひこ)

1953年東京生まれ。1975年東京大学経済学部卒業。1982年エール大学Ph.D.。1983年東京大学経済学部助教授。1994年東京大学経済学部教授。専攻は理論経済学・経済統計。関心分野は広く、理論経済学にとどまらず、産業、流通、マーケティング、地価、都市計画、IT、e-commerce等にわたっている。1998年9月国際的業績を上げた若手経済学者に贈られる日本経済学会中原賞受賞。 <主な著書>『情報技術革新と日本経済』(共著、有斐閣、2004)、『社会投資ファンド』(共編著、有斐閣、2004)、『不動産市場の経済分析』(編著、日本経済新聞社、2002)、『「価格革命」のマクロ経済学』(日本経済新聞社、1996/エコノミスト賞受賞)、『日本の地価の決まり方』(ちくま新書、1995)、『Imperfect Competition, Differential Information, and Microfoundations of Macroeconomics』(Oxford:Clarendon Press,1992/日経経済図書文化賞受賞)、『日本の流通』(共編著、東京大学出版会、1991)、『日本の株価地価』(共編著、東京大学出版会、1990)、『経済学のための最適化理論入門』(東京大学出版会、1990)、その他社会エッセイ集『プレーリードッグの嘆き』(講談社、1997)、経済エッセイ集『「やわらかな経済学」で日本経済の謎を解く』(日本経済新聞社、1999)、『やわらかなアタマで日本経済の謎を解く』(日経ビジネス人文庫、2002)がある。

※本データは、小社での最新刊発行当時に掲載されていたものです。

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