人間を惹きつけるものは、論理やイデオロギーではない。それは人間的魅力である。たとえ大悪党であっても魅力があれば多くの人がついていくし、反対にどんな善人でも魅力がなければついていかない。このいわく言い難い人間的魅力とは何かを追究した名著。

人間的魅力の研究

伊藤肇
定価:本体648円+税
発売日:2000年10月20日
ISBN:978-4-532-19025-5
並製/A6判/288ページ
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おすすめのポイント

人間を惹きつけるものは、論理やイデオロギーではない。それは人間的魅力である。たとえ大悪党であっても魅力があれば多くの人がついていくし、反対にどんな善人でも魅力がなければついていかない。このいわく言い難い人間的魅力とは何かを追究した名著。

目次

  1. 序 人間的魅力とは
       友を選ばば――――性格・気質を第一に
        好きも嫌いも、ただ「相性」ゆえ

    1 深沈厚重の魅力

       いわく言い難し、良寛の慈愛
       刺客をも包みこむ西郷のふところ
       「死を思う」難しさは生き様の難しさ
       悪を善にかえ、煩悩を菩提にかえる魅力
       歴史の大局つかんだ人間の深さ
       極限の中で培った強じんな意志力
       為政者は「在って無い」のがいい

    2 磊落豪雄の魅力

       男の力とつらさを知る「磊落豪雄」
       徳を積む者に不可欠「恥じ入る思い」
       逆境知るが故に地位・財産求めず
       人を高所に上げる「精神の貴族性」
       真心尽くす老婆心こそ至人の条件
       わずらわしさの中に生きる偉大さ
       「陰影刻んだ人生」で人は深まる
       人生観そのもの、お金の使い方
       「死に臨む」人間の強さと弱さ
       死を受容して増す人間の深味
       「一国の消長は青年にあり」を貫く
       大事を軽く小事を重くなす器量
       偉大な力と化す異質な人間の団結

    3 聡明才弁の魅力

       軽薄に流れやすい「聡明才弁」
       「日々これ真剣勝負」魏の曹操の魅力
       魏と蜀の明暗分けた後継者選び
       窮乏のときの友こそ最大の友
       「複雑にして怪奇」鮎川義介の深さ
       長寿を呼び込む「ひだの多い人生」
       迷いと甘えを拒んだ完璧人間、鮎川
       鮎川の合理主義崩した骨肉の情
       一足飛びにはなれぬ「深沈厚重」

    解 説――――――諸井 薫

著者・監修者プロフィール

伊藤 肇(いとう はじめ)

1926年生まれ。旧満州国立建国大学7期生。中部経済新聞記者、雑誌『財界』副主幹を経て、評論家となる。中国古典への深い教養に裏打ちされたユニークな経営者論で健筆をふるう。 <主な著書>『現代の帝王学』、『喜怒哀楽の人間学』、『一言よく人を生かす』など、1980年没。

※本データは、小社での最新刊発行当時に掲載されていたものです。

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