現代俳句の若手を牽引する著者の第一エッセイ集!なにげない日常生活での発句の一瞬を透明な文章で活写。読むと俳句をつくりたくなる。

もう泣かない電気毛布は裏切らない

定価:本体1,700円+税
発売日:2019年10月18日
ISBN:978-4-532-17678-5
並製/四六判/248ページ
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おすすめのポイント

俳句甲子園世代の旗手、待望の初エッセイ集

恋の代わりに一句を得たあのとき、私は俳句という蔦にからめとられた。

幼い息子の声、母乳の色、コンビニのおでん、蜜柑、家族、故郷……日常の会話や風景が、かけがえのない顔をして光り出す。


人は変わらないけど、季節は変わる。言われてみればそうかもしれない、と頷く。
定点としての私たちが、移ろいゆく季節に触れて、その接点に小さな感動が生まれる。過ぎ去る刻をなつかしみ、眼前の光景に驚き、訪れる未来を心待ちにする。
その心の揺れが、たとえば俳句のかたちをとって言葉になるとき、世界は素晴らしいと抱きしめたくなる。生きて、新しい何かが見たいと思う。(「あとがき」より)

目次

  1. 第一章 ここもまた誰かの故郷氷水――夏

    第二章 檸檬切る記憶の輪郭はひかり――秋

    第三章 負けてもいいよ私が蜜柑むいてあげる――冬

    第四章 短めが好きマフラーも言の葉も――俳句

    第五章 母乳ってたんぽぽの色雲は春――春

著者・監修者プロフィール

神野 紗希(こうの さき)

俳人
1983年愛媛県松山市生まれ。松山東高在学中に俳句同好会を立ち上げ、第4回俳句甲子園で団体優勝、自身の句作が最優秀句に選ばれる。2002年に第一句集を刊行、同年NHKBS『俳句王国』の司会に抜擢され、その後もテレビ・ラジオの俳句の番組で選者として活躍し、若手俳壇のリーダー的存在。お茶の水女子大大学院博士後期課程修了。

※本データは、小社での最新刊発行当時に掲載されていたものです。

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