読解力だけでない、もっと大事なものを身につけよう! 仕事のやり方、学び方が一変するAI時代を生き抜くための方法を伝えます!

AIに勝つ!
強いアタマの作り方・使い方

定価:本体1,600円+税
発売日:2019年06月21日
ISBN:978-4-532-17666-2
並製/四六判/416ページ
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おすすめのポイント

「人間にしかできない」力を高めよ!

KYなAI 対 普通の人間
AI時代、どう働き、学び、生きるか?
AI専門家だからこそ伝えられるノウハウ満載!

著者は語る――
「AIでトリプル・ハッピー! リッチに、便利で快適、人生豊かに。」

仕事の生産性を上げる、単純労働から解放され知的に楽しく仕事をする、衣食住・介護などすべての生活シーンがより便利に――。
AIをよく理解し、使いこなし、社会の豊かさを実現するための考え方を提示する。


■AI時代に重要になるのは読解力だけではない。人間らしい思考力と感性、コミュニケーション能力を発揮すれば、AIを使って幸福に働いていくことができる! AIをよく知り、知能と感性を鍛えよう!

■「なぜ?」を問える人間は残る! 働き方は「知識労働」から「知能労働」に変わる。重要なのは「知識」よりも「知能」≒「論理的思考力」、そして「コミュニケーションする力」「自分を知ってAIや他者の状態を推論する力」「やり抜く力」だ。人間らしい力をアップして、さらに「AI流の論理力」も磨いてしまおう。

■新しい仕事は続々と生まれてくる! 人間の仕事はなくならない。人文科学、芸術専攻の諸君は胸を張ろう。発想、経験、感性がこれまで以上に重要になるからだ。

■第2次AIブーム期から研究開発に関わり、ビジネスにも精通する「AIのインサイダー」が、「科学的に正しい」観点から「AIに負けないための方法論」を伝える。

編集者より

AI時代、どう働き、学び、生きるのか? AIに負けない力を高めるための考え方・ノウハウをAI専門家が伝えます!

著者は第2次AIブーム期からAI開発に関わり、ビジネスにも精通する野村直之氏。2016年にAIとは何か、AIをどう活かせるのかを解説し、好評を博した大著『人工知能が変える仕事の未来』(弊社刊)の著者です。

現在、AIに人間の仕事が奪われる、多くのこどもたちが読解力でAIに劣るともいわれ、AIのパワーを前にして不安にとらわれてしまっている人もいることでしょう。

本書は、AI時代には数多くの新しい仕事が続々と生まれるとし、普通の人間が便利なAIを使いこなし、仕事で成果と生産性を上げ、快適な生活を送るための考え方、そのための方法を具体的に解説し、こうした不安が根拠のないものであることを明らかにします。「AI時代の幸福論」です。

AIに負けないようになるためにはどうすればよいのか? AIの導入に失敗しないようにするにはどうすればよいのか? 読解力だけでなく、論理力、コミュニケーション力など人間にしかない能力の高め方について、本書は「科学的に正しい」見地から多くのヒントを提供します。

また、著者の経験をもとに、AI利用についても重要な考え方を示します。「AIを人間の代わりに使ってはいけない」「やりたくてもできなかったことにAIを使う」のです。現実には、間違った考え方でAIを導入し、失敗してしまう企業も数少なくないようです。

AI人材について、データサイエンティストの不足、その穴を埋めるための理工系の人材育成が唱えられていますが、著者は、AI開発や利用に際しては、むしろ、創造力豊かな芸術系の人材や、哲学・心理学・文学など、理工系に先駆けて人間の本質を探究する人文系の人材が重要な役割を担うことを主張します。

本書を読めば、ユニークな着眼点から多くの気づきが得られ、AI時代を生き抜くための元気が出てくることでしょう。

(2019.6.19)

目次

  1. プロローグ いよいよ始まり! AIを便利に使って、楽しく働く
     AIに負けないために、AIを正確に理解しよう
     深層学習とは何か――深層学習が実際に機械的に行っていること
     深層学習AIとは、「暗黙知」をキャプチャーする画期的な道具のこと
     ひとりの人間の役割をすべて担えるAIは存在しない

    第1章 AI時代の幸福論――人は働いて幸福になる
     1 人間にしかない高度な欲求――幸福でいられるために必要なこと
     2 「なぜ、働くか?」――人間とAIの根本的な違い
     3 「文字どおりコミュニケーション」のすすめ――自分を知り、相手を思いやる
     4 仕事のプロになる―メタ認知+学び、仕事し、楽しむ

    第2章 AI以後の世界――人は知識ではなく知能で働く
     1 AIが得意なことと人間が得意なことはずいぶん違う
     2 使い捨て知識、将来、再び獲得すればよい知識
     3 カギは「メタ知識」にある
     4 知能のマネジメント――知識労働から知能労働に移行するために

    第3章 意味を読み取る力――人間はAIを凌ぐ
     1 意味とは何かを考え、AIと人間の違いを知る
     2 正直、素直に、ありのままを見て、解釈する力
     3 君は「段取り力」のメタ認知をもっているか
     4 人間の脳は徹頭徹尾、アウトプット型
     5 願望から仕様へ――知識の実用化はどう行われるか
     6 裏を読む力――光だけでなく影も見る。常識を疑え!

    第4章 AIに勝つアタマの使い方
     1 論理力を磨く――切れ味の良い論理で創造的に問題を解決する
     2 感情を活かす――自分の感情・感覚を論理で補正し、コントロール
     3 創造性はだれでも発揮できる
     4 創造力と発想力の起爆剤――三段論法と連想
     5 「なぜ?」を問う――創造と問題解決の決め手
     6 独創性、創造性をマネージする
     7 芸術が感性を刺激し、インスピレーションを発火させる

    第5章 「AI流」をマネする――論理力を磨き、暗黙知も効率よく身につける
     1 アルゴリズムの発想をお手本にする
     2 AIの主人になる―データベースを作ってデータの支配者になる
     3 AI、ITを使いこなす人間の責任こそが重大
     4 「暗黙知」「手の中のスキル」「特徴・共通性の発見力」を磨く

    第6章 新たに生まれる仕事群を楽しむ
     1 新しい道具の登場は多くの新しい仕事を生む
     2 AI開発に飛び込んでみる
     3 AIを人間の代わりに使うのは素人の発想
     4 人間はAIを使いこなし、高度な判断、発想を担う仕事にシフト
     5 「なぜ?」を5回問う―人間ならではの能力を活かして働くために
     6 形式知、論理から入って感性で仕上げる仕事をしてみる

    エピローグ AI時代に、なぜ人間はますます賢くならねばならないか?
     AIは正解データ作り、知識獲得のネックを一部で突破しようとしている
     AIが無意識の差別、バイアスを固定化するリスク
     読解力だけでは不十分、むしろ大量の読解こそAIに任せる時代が到来
     中長期的な教育制度改革への提言
     AI人材の養成は意外に短期間で可能。日本人の資質は十分。
     複数の専門性のひとつにAIを
     AI時代の「トリプル・ハッピー」に向けて、頑張ろう!

著者・監修者プロフィール

野村 直之(のむら なおゆき)

メタデータ株式会社代表取締役社長、東京大学大学院医学系研究科研究員
1962年生まれ。1984年東京大学工学部卒業、2002年理学博士号取得(九州大学)。NEC C&C研究所、ジャストシステム、法政大学、リコー勤務をへて、法政大学大学院客員教授。2005年、メタデータ株式会社を創業。ビッグデータ分析、ソーシャル活用、自然言語処理応用の人工知能API群を提供。日々、さまざまなソフトウェア開発に従事するとともに、AIを産業、生活、行政、教育など、幅広く社会に応用する問題に深い関心を持つ。
主な著作:WordNet: An Electronic Lexical Database, edited by Christiane D. Fellbaum, MIT Press, 1998.(共著)。『人工知能が変える仕事の未来』(日本経済新聞出版社、2016年)、『実践フェーズに突入 最強のAI活用術』(日経BP社、2017年)。
このほか情報処理やAIの応用などに関する雑誌などへの寄稿も多数あり、講演活動も数多くこなす。

※本データは、小社での最新刊発行当時に掲載されていたものです。

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