戦略の本質とは何か。古今東西の戦争、政治、ビジネスにわたり、戦略論の世界的第一人者が戦略の叡智を縦横無尽に論じた古典的著作

戦略の世界史(下)
戦争・政治・ビジネス

定価:本体3,500円+税
発売日:2018年09月27日
ISBN:978-4-532-17646-4
上製/四六判/552ページ
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おすすめのポイント

決断のスリルとドラマ!
古今東西の戦争、革命と政治、戦略家たちの挑戦。遠大な視野、瞠目すべき博覧強記のもとに、縦横無尽の探究。
欧米メディアで絶賛!

■戦略とは、「パワーを創り出すアートである」。
■戦略には、脅威と圧力だけでなく交渉と説得、物理的な効果だけでなく心理的な効果、行動や言葉も含まれる。戦略が最も重要な政治的アート(技芸)であるのはこのためだ。戦略は、人間の合理性、心理、行動、組織と個人、コミュニケーション、倫理、脳の働き、人間関係、社会関係など、社会のさまざまな領域と結びつき、多様な科学の理論と密接にかかわって発展してきた。
■下巻では、「下からの戦略」として、ガンジーらの非暴力運動、キング牧師らの公民権運動、クーンの科学革命論、フーコーの哲学、アメリカ大統領選挙戦など、多様な話題を通じて戦略思想の変容をとらえる。また「上からの戦略」として、テイラー、スローン、フォードら経営者、ドラッカーなどの経営理論家の思想、ゲーム理論などの経済学の隆盛、社会学的な取り組みを明らかにし、合理的選択理論の限界、ナラティブ、ストーリーとスクリプトの有効性を問い、今日における戦略理論の妥当性を追究する。

編集者より

「戦略とはパワーを創り出すアートである」――本書の著者、英国ロンドン大学キングス・カレッジ戦争研究学部名誉教授のローレンス・フリードマン氏は戦略の本質をこう述べます。フリードマン教授は戦略論の世界的な権威で、ほぼ20年の歳月をかけて本書を書き上げました。

人類誕生以来、人間の意思決定、行動と深い関わりを持ってきた戦略をどうとらえればよいのか、どのような戦略の考え方が望ましいのか。あらゆる分野を渉猟して見極めようとするフリードマン教授の情熱がまさに結晶化したライフワークです。

原著が2013年に出版されると、フィナンシャル・タイムズや、ワシントン・ポスト、ガーディアン各紙、エコノミスト誌などの欧米メディアから高い評価を受け、フィナンシャル・タイムズ紙の「ブックス・オブ・ザ・イヤー」の一冊にも選ばれています。

本書に登場する古今東西の著名な政治家、軍人、歴史家、戦略家、革命家、思想家、活動家、コンサルタント、さまざまな分野の学者たちの試行錯誤を通じて、戦略の世界に関わる豊かな人間ドラマ、思想の格闘、失敗と成功の物語を文字通り堪能することができます。

目次

  1.  第Ⅲ部 下からの戦略(続)
    第22章 定式、神話、プロパガンダ

    第23章 非暴力の力

    第24章 実存主義的戦略

    第25章 ブラック・パワーと白人の怒り

    第26章 フレーム、パラダイム、ディスクール、ナラティブ

    第27章 人種、宗教、選挙

     第Ⅳ部 上からの戦略
    第28章 マネジメント階級の台頭

    第29章 ビジネスのビジネス

    第30章 経営戦略

    第31章 戦争としてのビジネス

    第32章 経済学の隆盛

    第33章 赤の女王と青い海

    第34章 社会学的な取り組み

    第35章 計画的戦略か、創発的戦略か

     第Ⅴ部 戦略の理論
    第36章 合理的選択の限界

    第37章 合理的選択を超えて

    第38章 ストーリーとスクリプト

著者・監修者プロフィール

フリードマン,ローレンス(ふりーどまん ろーれんす)

英ロンドン大学キングス・カレッジ名誉教授
英キングス・カレッジ・ロンドン戦争研究学部名誉教授。国際政治研究者。核戦略、冷戦、安全保障問題について幅広く著作・執筆を行う。マンチェスター大学、ヨーク大学、オックスフォード大学で学ぶ。オックスフォード大学ナッツフィールド・カレッジ、英国際戦略研究所、王立国際関係研究所をへて、1982年、キングス・カレッジ戦争研究学部教授に就任。

※本データは、小社での最新刊発行当時に掲載されていたものです。

貫井 佳子(ぬきい よしこ)

翻訳家
1991年青山学院大学国際政治経済学部卒。証券系シンクタンク、外資系証券会社勤務を経て、翻訳家として活躍。日本証券アナリスト協会検定会員。

※本データは、小社での最新刊発行当時に掲載されていたものです。

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