作家・辻原登氏推薦!「最大多数の最大幸福」を選んだ国民が招いたディストピアで、「最大多数」に適合できなかった時、その人は……

定価:本体1,500円+税
発売日:2019年08月27日
ISBN:978-4-532-17153-7
上製/四六判/220ページ
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おすすめのポイント

メイ、どこにも行かないで。ずっと私と一緒にいて。いつかきっと、私のおびえが私を殺すから……

今まさに消滅しようとしている国がある。最大多数の最大幸福のための選択が、やがて多くの国民に生への嫌悪感を抱かせるようになった。あるのは勝者と敗者、嫉妬、羨望、憎悪……。この国を訪れた文化人類学者がひとりの若い女性と出会った。彼女は国により選別され、多くをあきらめて生きてきた。しかし「私は私を殺さなかった」。彼女が静かに語り出したのは――

辻原登氏推薦
「これほど深く、巧みに、愛と憎しみ、絶望と救済を描き切ったエンターテイメントを私は知らない。2019年は、『幸福な星』が彗星のように出現した年として記憶されるだろう。」

目次

  1. ノート1
    夕闇の色
    ナチュラル

    ノート2
    お葬式のあとで
    手術

    ノート3
    彼女について
    個人的な経験

    ノート4
    夜の物語
    恋と制御

    ノート5
    亡霊たち
    理由

    ノート6
    聖域の音楽
    ミト
    決意
    メイ
    友だち
    ドレス

    ノート7
    埋葬
    祈り
    幸福な星

著者・監修者プロフィール

仲野 芳恵(なかの よしえ)

1979年北海道生まれ。都留文科大学卒。中学教諭のかたわら創作を続け、本作で作家デビュー。

※本データは、小社での最新刊発行当時に掲載されていたものです。

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