大飢饉、「核の冬」、温暖化。現代は人類の行為が地球環境に影響を与える時代だ。異常気象の背景にある人為の影響を明らかにする。

異常気象で読み解く現代史

田家康
定価:本体1,800円+税
発売日:2016年04月22日
ISBN:978-4-532-16987-9
上製/四六判/336ページ
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おすすめのポイント

毛沢東の大躍進政策が招いた大飢饉、隔壁の使用が引き起こす急激な寒冷化、人類が気候をも変化させる時代が到来した――
温暖化だけが犯人ではない
地球は気候から崩壊する


異常気象を中心とする気候変動が人類の営みに及ぼしてきた影響を、豊富なエピソードと共に紹介する『気候文明史』『世界史を変えた異常気象』『気候で読み解く日本の歴史』に続く単行本4作目。タイトルの通り、本書は現代史と気候変動の関係を扱います。

前3作においては、気候変動・異常気象に対して人間はあくまで「受け身」の存在であり、振りかかった災難にどう対処したかに主眼がおかれていました。本作では、人間自身の活動が逆に気候という自然環境に影響を与え、異常気象を引き起こすことがあるとの視点に立っています。

著者は綿密なデータと豊富な文献資料をベースに気候と人類歴史を描くことで高い評価を得ています。
人類史、西洋史、日本史とこれまで書いてきましたが、次回は「近現代史を読みたい」という声がありました。これを受け、満を持しての出版です。

目次

  1. プロローグ 気候変動を引き起こす3つの要因

    第Ⅰ章 大平原を襲ったダストボウル――アメリカの環境破壊

    第Ⅱ章 毛沢東が起こした大飢饉――大躍進政策の「三割天災、七割人災」

    第Ⅲ章 「核の冬」という破局的な異常気象――米ソの軍拡競争

    第Ⅳ章 平成のコメ騒動――1993年冷夏

    第Ⅴ章 地球温暖化論の登場――IPCCへの長い道程

    エピローグ 人新世の時代の気候変動

著者・監修者プロフィール

田家 康(たんげ やすし)

気象予報士、日本気象予報士会東京支部長
1959年神奈川県生まれ。81年横浜国立大学経済学部卒。

※本データは、小社での最新刊発行当時に掲載されていたものです。

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