知略を駆使して政治を動かした戦後保守政治の強者たち。首相になれず、あるいはならずとも、強烈な個性で現在の日本を築いた彼らの軌跡に、私たちは何を学ぶか。日経電子版の好評連載、待望の書籍化!

定価:本体2,200円+税
発売日:2013年11月20日
ISBN:978-4-532-16894-0
上製/四六判/416ページ
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知略を駆使して政治を動かした戦後保守政治の強者たち。首相になれず、あるいはならずとも、強烈な個性で現在の日本を築いた彼らの軌跡に、私たちは何を学ぶか。日経電子版の好評連載、待望の書籍化!

三木武吉、金丸信、安倍晋太郎ら、戦後日本の保守政治を動かした男たちの鮮烈な生涯を活き活きと描く人物ノンフィクションです。

目次

  1. 三木武吉 保守合同の立役者
     一 反政府演説で日銀クビ、弁護士に
     二 議会のヤジ将軍、京成事件で失脚
     三 中野正剛、鳩山一郎と東条内閣に抵抗
     四 鳩山政権目前で公職追放、「反吉田」の鬼に
     五 吉田政権打倒、悲願の鳩山政権成る
     六 命をかけた1955年の保守合同

    大野伴睦 保守合同のもう一人の立役者
     一 憲政擁護運動で投獄、政友会の院外団に
     二 鳩山一郎の子飼い議員、自由党幹事長に
     三 三木武吉と対立、保守合同で一転同志に
     四 石橋湛山の大逆転を演出、岸首相と密約
     五 総裁選で苦杯、池田体制の支柱に

    川島正次郎 陽気な寝業師
     一 後藤新平に見いだされ政界に
     二 森恪・前田米蔵の側近として活躍
     三 岸派の大番頭、自民党幹事長で安保国会を陣頭指導
     四 自民党副総裁、中間派を率いて政局動かす

    河野一郎 元祖豪腕政治家
     一 早稲田の駅伝選手、朝日新聞記者から政界に
     二 三木武吉と吉田内閣打倒に奔走
     三 鳩山首相を助け、日ソ交渉に奮闘
     四 官僚派との権力闘争に敗れる
     五 新党断念、池田内閣の実力者大臣に
     六 届かなかった総理の夢

    芦田 均 悲運の宰相
     一 外交官としてロシア革命に遭遇
     二 斎藤隆夫除名に反対、大政翼賛会に抵抗
     三 自由党結成に奔走、幣原内閣の厚相に
     四 憲法制定過程で大きな役割
     五 民主党結成、片山内閣副総理・外相に
     六 昭電疑獄に倒れた芦田内閣
     七 収賄容疑で逮捕・起訴
     八 再軍備を提唱、吉田首相に意見書
     九 保守合同に先駆的役割
     十 無罪確定、幻の「芦田議長」

    松村謙三 日中関係にかけた情熱
     一 早稲田から報知新聞社に
     二 民政党代議士、町田忠治の側近に
     三 戦時議会で翼政の政調会長、日政の幹事長に
     四 農相就任、第1次農地改革を主導
     五 改進党結成、幹事長に
     六 吉田内閣打倒で三木武吉と連携
     七 周首相と会談、LT貿易に道筋
     八 日中関係冬の時代にパイプつなぐ

    保利 茂 いぶし銀の調整役
     一 苦学力行、新聞記者から政界に
     二 犬養健と芦田民主党結成に動く
     三 吉田自由党に合流、労相で初入閣
     四 吉田側近、抜き打ち解散で悪役に
     五 佐藤派の重鎮、まさかの落選
     六 佐藤長期政権を要職で支える
     七 日中関係打開めざした「保利書簡」
     八 「角福」調整に腐心、衆院議長に

    椎名悦三郎 飄逸とした仕事師
     一 商工省入り、満州の経済開発推進
     二 岸信介とコンビ、戦時統制経済を担う
     三 57歳で初当選、岸内閣の官房長官に
     四 外相就任、日韓国交正常化成し遂げる
     五 川島派を継承、自民党副総裁に
     六 劇的だった椎名裁定
     七 ロッキード事件、三木降ろし失敗

    金丸 信 政界のドン
     一 柔道選手からワイン製造の経営者に
     二 身代わり出馬でトップ当選
     三 保利茂に師事、田中内閣実現に奔走
     四 世代交代論を唱える
     五 田中角栄に反旗、竹下派旗揚げ
     六 金丸―小沢ラインで政局主導
     七 佐川事件で失脚、政界再編の端緒に

    安倍晋太郎 悲運のプリンス
     一 岸信介の娘婿、新聞記者から政界へ
     二 福田派の若手エースに
     三 世代交代の先頭に立つ
     四 無情の中曽根裁定、病に倒れる

著者・監修者プロフィール

安藤 俊裕(あんどう としひろ)

昭和25年(1950年)千葉県生まれ。昭和49年東京大学卒、同年日本経済新聞社入社。政治部次長、論説委員兼編集委員、論説副委員長などを経て現在、同社特別編集委員。

※本データは、小社での最新刊発行当時に掲載されていたものです。

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