ひとり荒野をゆく-。長らく実現困難だと思われてきた夢の素子、青色LEDは、私たちの生活を大きく変えた。多くの困難や制約に直面しながら、世界で初めて「青い光」を現実のものにした研究者が開発の物語を語る。

青い光に魅せられて 青色LED開発物語

赤﨑勇
定価:本体1,700円+税
発売日:2013年03月27日
ISBN:978-4-532-16851-3
上製/四六判/244ページ
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おすすめのポイント

ノーベル物理学賞受賞者が、自ら語る開発秘話!

赤﨑勇教授、天野浩教授らの研究グループは、こうして世界初の「青い光」を実現させた。

――すると、それまでのLEDでは見たことがないような、目に沁みるような鮮やかな青い色が、目に飛び込んできました。
このときの感動は、生涯忘れません。
このコバルトブルーの青い光を見て、私は、ようやく念願だったpn接合を実現したことの喜びをかみしめました。――(本文より)

照明、信号、スマホ、パソコン、ブルーレイ……。
今や、私たちの生活に発光ダイオード(LED)は欠かすことができません。

しかし、LEDは長らく光の三原色(赤、緑、青)のひとつ、青色がそろわなかったため、白い光を手に入れることができませんでした。

青色LEDは、その実現の難しさから、「夢の技術」と言われてきたのです。

では、どうやってその「夢」は、「現実」となったのか。
2014年ノーベル物理学賞を受賞した赤﨑勇教授自らが、幾多の困難にもくじけず、青色LEDの基礎技術を確立させた道程を語ります。

目次

  1. 序章 コバルトブルーに魅せられて

    第1章 「好きなことをやればよい」

    第2章 結晶・光・半導体

    第3章 「我ひとり荒野を行く」

    第4章 未到の頂へ

    第5章 フロンティア・エレクトロニクスへの挑戦

    終章 研究者人生を振り返って

著者・監修者プロフィール

赤﨑 勇(あかさき いさむ)

1929年1月鹿児島生まれ。52年京都大学理学部卒業、神戸工業(現富士通)入社。59年名古屋大学助手、同助教授、松下電器東京研究所基礎第四研究室長、同半導体部長などを経て、81年名古屋大学工学部教授。92年より現職。朝日賞、IEEEエジソン賞、文化勲章ほか国内外での受賞多数。

※本データは、小社での最新刊発行当時に掲載されていたものです。

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