「中央公論」の名編集者として言論をリードしてきた著者が語る戦後日本言論史。日本の言論を大きく変えたのは三島由紀夫と司馬遼太郎の死だった。論壇・文壇の来し方を振り返り、なぜ、今言葉に力がないのかを問う。

作家が死ぬと時代が変わる
戦後日本と雑誌ジャーナリズム

定価:本体2,200円+税
発売日:2006年07月21日
ISBN:978-4-532-16561-1
上製/四六判/320ページ
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「中央公論」の名編集者として言論をリードしてきた著者が語る戦後日本言論史。日本の言論を大きく変えたのは三島由紀夫と司馬遼太郎の死だった。論壇・文壇の来し方を振り返り、なぜ、今言葉に力がないのかを問う。

目次

  1. プロローグ
     作家が死ぬと時代が変わる

    I 昭和20年8月15日
     1 人の言うことを安易に鵜呑みにしない
     2 雑誌ヅラ

    II 雑誌ジャーナリズムと戦後民主主義
     1 中央公論社入社
     2 「中央公論」と「文藝春秋」
     3 戦後民主主義と60年安保・全共闘
     4 越境者の時代

    III 成熟と崩壊の同時進行
     1 1966年という転換点
     2 作家の「自己犠牲」と「自己表現」
     3 成長から成熟へ
     4 司馬史観と日本のかたち

    IV なぜ日本では論争がなりたたないのか
     1 サントリー文化財団と「ユダの季節」
     2 戦中派エリートの不幸

    V ジャーナリズムは「主体的浮動層」
     1 足下に目を向ける
     2 本を書くのがインテリの役割

    VI 編集とは何か

    あとがき
    聞き手からの「あとがき」
    いま書いておくべきこと
    戦後史年表
    人名索引

著者・監修者プロフィール

粕谷 一希(かすや かずき)

粕谷 一希(かすや・かずき)1930年東京生まれ。東京大学法学部卒後、1955年中央公論社入社。1967年より「中央公論」編集長を勤め「歴史と人物」「経営問題」編集長も歴任。1978年同社退社後、評論活動を開始する。1986年東京都文化振興会発行の季刊誌「東京人」創刊とともに編集長就任。「外交フォーラム」などの創刊も手がける。1987年都市出版株式会社を設立し代表取締役社長に就任。現在、同社相談役と英・中・スペイン3カ国語の海外向け月刊誌「ジャパンジャーナル」の社長兼編集長を務めながら、評論家として執筆、講演活動を行う。<主な著書>『鎮魂 吉田満とその時代』『反時代的思索者』『ニ十歳にして心朽ちたり』『面白きこともなき世を面白く』『河合栄治郎』『戦後思潮』などがある。

※本データは、小社での最新刊発行当時に掲載されていたものです。

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