日本の組織が苦手とする、相手の強みを弱みに変える逆転の戦略。これを実現するには強力なリーダーシップが必要だ。著名な現代の戦史を、経営学・戦史研究の第一人者が戦略論、組織論のアプローチを駆使して分析し、勝利の条件を明らかにする。

戦略の本質
戦史に学ぶ逆転のリーダーシップ

定価:本体2,200円+税
発売日:2005年08月08日
ISBN:978-4-532-16529-1
上製/四六判/392ページ
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日本の組織が苦手とする、相手の強みを弱みに変える逆転の戦略。これを実現するには強力なリーダーシップが必要だ。著名な現代の戦史を、経営学・戦史研究の第一人者が戦略論、組織論のアプローチを駆使して分析し、勝利の条件を明らかにする。

目次

  1. 序章 なぜいま戦略なのか
     1 逆転できなかった日本軍
     2 なぜ逆転できなかったのか
     3 あらためて戦略の必要性を考える

    第1章 戦略論の系譜
     1 ナポレオン戦争と近代戦略論
     2 第1次大戦とリデルハート
     3 第2次大戦後の戦略論
     4 戦略の位相

    第2章 毛沢東の反「包囲討伐」戦――矛盾のマネジメント
     1 国民革命の変質
     2 根拠地の建設
     3 第1次反「包囲討伐」戦(1930年12月~1931年1月)
     4 第2次反「包囲討伐」戦(1931年3月~5月)
     5 第3次反「包囲討伐」戦(1931年7月~9月)  他

    第3章 バトル・オブ・ブリテン――守りの戦いを勝ち抜いたリーダーシップ
     プロローグ
     1 ドイツ空軍――電撃戦の花形
     2 イギリス防空戦力
     3 戦闘――守りの戦い

    第4章 スターリングラードの戦い――敵の長所をいかに殺すか
     プロローグ
     1 「バルバロッサ」から「ブラウ」へ
     2 1942年夏――ドイツ軍の急襲・包囲戦
     3 スターリングラード攻防戦――市街戦の展開
     4 ソ連軍の逆包囲作戦

    第5章 朝鮮戦争――軍事合理性の追求と限界
     プロローグ
     1 開戦から仁川上陸まで
     2 仁川上陸作戦
     3 中国軍の参戦

    第6章 第4次中東戦争――サダトの限定戦争戦略
     プロローグ
     1 イスラエルの戦略
     2 サダトの戦争構想
     3 エジプト軍の作戦戦略
     4 スエズ運河渡河作戦

    第7章 ベトナム戦争――逆転をなしえなかった超大国
     プロローグ
     1 テト攻勢・ケサン攻防戦の意味
     2 アメリカ軍の戦略
     3 戦闘の実相

    第8章 逆転を可能にした戦略
     1 戦略の構造とメカニズム
     2 逆転を可能にした戦略

    終章 戦略の本質とは何か――10の命題
     命題1 戦略は「弁証法」である
     命題2 戦略は真の「目的」の明確化である
     命題3 戦略は時間・空間・パワーの「場」の創造である
     命題4 戦略は「人」である
     命題5 戦略は「信頼」である  他

    参考文献

著者・監修者プロフィール

野中 郁次郎(のなか いくじろう)

一橋大学名誉教授
1935年生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業後、富士電機製造勤務を経て、カリフォルニア大学経営大学院(バークレー校)にてPh.D取得。著書に『失敗の本質』『戦略の本質』(各共著)など。

※本データは、小社での最新刊発行当時に掲載されていたものです。

戸部 良一(とべ りょういち)

1948年生まれ、京都大学大学院博士課程単位修得退学、博士(法学)、防衛大学校教授、国際日本文化研究センター教授を経て、現在、帝京大学文学部教授
【主な著書】『失敗の本質』(共著、中公文庫)『ピース・フィーラー』(論創杜)『逆説の軍隊』(中公文庫)『日本陸軍と中国』(ちくま学芸文庫)『戦略の本質』(共著、日経ビジネス人文庫)『国家経営の本質』(共編著、日本経済新聞出版社)『外務省革新派』(中公新書)『近代日本のリーダーシップ』(編著、千倉書房)

※本データは、小社での最新刊発行当時に掲載されていたものです。

鎌田 伸一(かまた しんいち)

防衛大学校教授。1947年生まれ。上智大学大学院修了。 <主な著訳書>『組織行動の調査方法』(共訳、白桃書房、1980)、『「あいまい性」と作戦指揮』(共訳、東洋経済新報社、1989)

※本データは、小社での最新刊発行当時に掲載されていたものです。

寺本 義也(てらもと よしや)

1942年生まれ、早稲田大学大学院博士課程修了、筑波大学教授、早稲田大学教授、経営研究所所長などを経て、現在、ハリウッド大学院教授、メイウシヤマ総合研究所所長
主な著書に『失敗の本質』(共著、中公文庫)『ネットワーク・パワー』(NTT出版)『パワーミドル』(講談社)『戦略の本質』(共著、日本経済新聞出版社)

※本データは、小社での最新刊発行当時に掲載されていたものです。

杉之尾 宜生(すぎのお よしお)

(株)陽雄顧問、戦略研究学会顧問、日本クラウゼヴィッツ学会顧問、孫子経営塾顧問。
1936年鹿児島生まれ。防衛大学校応用化学科卒業、陸上自衛隊入隊、第7師団戦車大隊、同偵察隊、中央調査隊、第1師団偵察隊、中央資料隊、防衛研修所戦史部、防衛大学校助教授・教授(元1等陸佐)を経て現在に至る。主な著訳書に『失敗の本質』(共著)『戦略の本質』(共著)『戦史に学ぶ勝利の追求』(共訳)『米陸軍戦略大学校テキスト 孫子とクラウゼヴィッツ』(共訳)『大東亜戦争 敗北の本質』などがある。

※本データは、小社での最新刊発行当時に掲載されていたものです。

村井 友秀(むらい ともひで)

防衛大学校教授。1950年生まれ。東京大学大学院修了。 <主な著書>『安全保障学入門』(共著、亜紀書房、2003)、『戦略論大系(7)毛沢東』(編著、芙蓉書房出版、2004)

※本データは、小社での最新刊発行当時に掲載されていたものです。

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