米欧アジアの金融危機を分析し、金融グローバル化の功罪を明らかに。資料を丹念に読み解き、危機の発生と収束の真因と影響に迫る。

金融グローバル化のリスク
市場の不安定性にどう対処すべきか

定価:本体3,800円+税
発売日:2018年04月20日
ISBN:978-4-532-13479-2
上製/A5判/312ページ
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おすすめのポイント

マネーの流れに潜む危機の予兆
国際金融市場のアキレス腱に迫る!

◆アジア通貨危機、世界金融危機、欧州債務危機を題材に、国際金融危機に至る実体経済と政府・金融当局の動きを、膨大な記録から丹念に読み解き、発生の原因と実相を分析。国際的資本フローの不安定性への実効性のある対応策を検討する。

◆著者は大蔵省(現財務省)やIMFにおいて国際金融の経験を積んだのち、研究者に転じた。本書はIMFや各国金融当局の一次資料に基づいた分析の成果であり、国際金融危機研究の定番書となるであろう。

目次

  1. 序 章 本書の狙いと概要

    第1章 グローバル化のベネフィットとコスト・リスク
    ~金融グローバル化の成長促進効果は確認されていない~

    第2章 アジア通貨危機
    ~資本取引自由化はリスクを伴う~

    第3章 世界金融危機
    ~金融の不安定性からは先進国も無縁ではない~

    第4章 欧州債務危機
    ~現代の危機は伝染こそ問題~

    第5章 金融グローバル化の推進役
    ~これまで誰が推進してきたのか~

    第6章 金融グローバル化のリスクへの対応策
    ~非伝統的な政策手段(資本規制、PSI)の必要性~

    終 章 金融セクターの使命

著者・監修者プロフィール

荒巻 健二(あらまき けんじ)

東京女子大学現代教養学部特任教授、財務総合政策研究所特別研究官
1974年、一橋大学社会学部卒業、76年同法学部卒業後、大蔵省(現 財務省)入省。オックスフォード大学経済修士。京都大学経済学博士。IMFエコノミスト、長崎大学経済学部教授などを経て、東京大学大学総合文化研究科教授。2017年退官後、現職

※本データは、小社での最新刊発行当時に掲載されていたものです。

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