戦後日本の経済発展を彩ったエコノミストたち。彼らは危機をどのように認識し、提言したのか。高度成長、石油ショック、バブル崩壊など、日本経済を襲った大事件を手がかりに戦後経済史をオーラルヒストリーで振り返る。

エコノミストの戦後史
日本経済50年の歩みを振り返る

定価:本体5,000円+税
発売日:2013年12月13日
ISBN:978-4-532-13443-3
上製/A5判/680ページ
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おすすめのポイント

戦後日本の経済発展を彩ったエコノミストたち。彼らは危機をどのように認識し、提言したのか。高度成長、石油ショック、バブル崩壊など、日本経済を襲った大事件を手がかりに戦後経済史をオーラルヒストリーで振り返る。

エコノミストを対象とした初のオーラルヒストリー。戦後経済の転換期はどのように捉えたられたのかを生の証言で明らかにする。

目次

  1. まえがき  岩田 一政

     第Ⅰ部 経済白書と景気論争の時代
    第1章 歴史に残る景気論争  金森 久雄
    第2章 いま、再び問われる近代経済学の真価  宮崎 勇
    第3章 メンバーに熱気が溢れていた経営研究会  野田 一夫
    第4章 コンピュータを確保せよ!  篠塚 英子
    第5章 センターが官庁エコノミストの登竜門に  小峰 隆夫

     第Ⅱ部 経済学者が大同団結
    第6章 興銀が仕掛けた八幡、富士合併の舞台裏  伊東 光晴
    第7章 情報経済学、最初の一歩はセンターで  今井 賢一
    第8章 「マル経」主流に抗して生まれた近経の拠点  貝塚 啓明
    第9章 最先端分野を論じた国際コンファレンス  市村 真一
    第10章 大阪支所、関西の経済学者の交流拠点に  新野 幸次郎
    第11章 忘れられない「一宿一飯」の恩義  西部 邁

     第Ⅲ部 ビジネスエコノミストの育成と輩出
    第12章 国際資本移動に着目し、学界に新風  関口 末夫 
    第13章 センターに転職して景気循環論に開眼  嶋中 雄二
    第14章 知的梁山泊としての日経センター  斎藤 精一郎
    第15章 バブルを言い当てた異色のセンターOB  森永 卓郎

     第Ⅳ部 エコノミストが政策形成の第一線に
    第16章 日銀の現職課長が三木首相の経済顧問に  鈴木 淑夫
    第17章 規制改革に懸けた日々、政権交代で巻き戻された時計のネジ  八代 尚宏
    第18章 実学としてのマクロ経済学の使命を原動力に  吉川 洋
    第19章 長年の主張だった金融緩和で論壇の主役に  浜田 宏一

     第Ⅴ部 次の50年に向けて
    第20章 センター草創期に立ち会い、経済理論がわかる記者に  新井 淳一
    第21章 経済政策と景気の転換点でエコノミストたちは何を考え、どういう役割を果たしたのか  司会/大竹 文雄、パネリスト/福田 慎一、池尾 和人、小峰 隆夫

著者・監修者プロフィール

小峰 隆夫(こみね たかお)

大正大学地域創生学部教授、日本経済研究センター研究顧問
1947年埼玉県生まれ。1969年東京大学経済学部卒。同年経済企画庁入庁、経済企画庁長官秘書官、日本経済研究センター主任研究員、経済企画庁調整局国際経済第一課長、調査局内国調査第一課長、国土庁審議官、経済企画庁審議官、経済研究所長、物価局長、調査局長、法政大学教授などを経て現職。

※本データは、小社での最新刊発行当時に掲載されていたものです。

岡崎 哲ニ(おかざき てつじ)

東京大学大学院経済学研究科教授
1981年3月、東京大学経済学部経済学科卒業。1986年3月、同大学院経済学研究科博士課程修了(経済学博士)。1989年4月、東京大学経済学部助教授、1999年4月、同大学大学院経済学研究科教授。この間、スタンフォード大学経済学部客員教授(2002、2003年)、International Economic History Association(IEHA)副会長(2012‐2015年)、IEHA会長(2015年~)。

※本データは、小社での最新刊発行当時に掲載されていたものです。

寺西 重郎(てらにし じゅうろう)

日本大学客員教授。一橋大学名誉教授。一橋大学経済学部卒業。一橋大学大学院博士課程修了、経済学博士。一橋大学専任講師、同助教授、同教授。日本大学商学部教授などを歴任。
<主要著書・論文>
『日本の経済発展と金融』(岩波書店、1982年)、『工業化と金融システム』(東京経済新報社、1991年)、『経済開発と途上国債務』(東京大学出版会、1995年)、Evolution of the Economic System in Japan, Edward Elgar, 2005『戦前期日本の金融システム』(岩波書店、2011年)ほか。

※本データは、小社での最新刊発行当時に掲載されていたものです。

松島 茂(まつしま しげる)

東京理科大学大学院イノベーション研究科教授。東京大学法学部卒業。通商産業省入省、中小企業庁計画課長、大臣官房企画室長、工業技術院技術審議官、中部通商産業局長などを歴任。法政大学経営学部教授を経て現職。
<主要著書・論文>
『産業集積の本質』(伊丹敬之、橘川武郎と共編、有斐閣、1998年)、『イノヴェーションの創出』(尾高煌之助らと共編、有斐閣、2010年)、『日本経済の記録 時代証言集』(竹中治堅と共編、内閣府社会経済研究所、2011年)、『通商産業政策史8 生活産業政策1980~2000』(経済産業調査会、2012年)、『幻の産業政策 機振法』(尾高煌之助と共編著、日本経済新聞出版社、2013年)ほか。

※本データは、小社での最新刊発行当時に掲載されていたものです。

中村 尚史(なかむら なおふみ)

東京大学社会科学研究所教授。熊本大学文学部卒業、九州大学大学院博士課程修了、博士(文学)。東京大学社会科学研究所助手、埼玉大学経済学部助教授、東京大学社会科学研究所助教授、同准教授を歴任。
<主要著書・論文>
『日本鉄道業の形成』(日本経済評論社、1998年)、『地方からの産業革命』(名古屋大学出版会、2010年)ほか。

※本データは、小社での最新刊発行当時に掲載されていたものです。

中林 真幸(なかばやし まさき)

東京大学社会科学研究所准教授。東京大学文学部卒業。東京大学大学院博士課程修了、博士(文学)。東京大学大学院経済学研究科・経済学部助手、千葉大学法経学部経済学科助教授、スタンフォード大学経済学部客員研究員、日本学術振興会海外特別研究員、大阪大学大学院経済学研究科准教授などを歴任。
<主要著書・論文>
『日本経済の長い近代化―統治と市場、そして組織 1600~1970』(編著、名古屋大学出版会、2013年)、『比較制度分析・入門』(石黒真吾と共編、有斐閣、2010年)、『近代資本主義の組織―製糸業の発展における取引の統治と生産の構造』(東京大学出版会、2003年)ほか。

※本データは、小社での最新刊発行当時に掲載されていたものです。

日本経済研究センター50年史編集委員会(にほんけいざいけんきゅうせんたーごじゅうねんしへんしゅういいんかい)

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