環境汚染や金融不安、伝染病、安全保障など、国境を超えて影響が広がる課題の克服には、地球公共財という概念が欠かせない。セン、サックス、スティグリッツなど最先端の知性が21世紀の国際協力像を論じる。

定価:本体3,800円+税
発売日:1999年11月10日
ISBN:978-4-532-13181-4
上製カバー巻/A5判/326ページ
購入画面へ進む

おすすめのポイント

環境汚染や金融不安、伝染病、安全保障など、国境を超えて影響が広がる課題の克服には、地球公共財という概念が欠かせない。セン、サックス、スティグリッツなど最先端の知性が21世紀の国際協力像を論じる。

目次

  1. 序 論

    第1章 地球公共財を定義する
    公共財:一般的な定義/公共財を地球レベルにする/結論

    第2章 グローバルな正義――国際的な公正を超えて
    グローバルな正義の三つの概念/制度と行為主体の複数性/結語

    第3章 国際金融の不安定性
    金融の不安定性とそのコスト/金融の安定は国際公共財か?/国際金融安定のメカニズム/金融不安が広まってしまった時:危機管理/資本移動の政策への適用:首尾一貫したアプローチに向けて/結論

    第4章 地球公共財供給のための新たな戦略―
    環境への国際的な取り組みを事例に公共財の変わりゆく世界/近代的公共財の供給/連合の形成と国際政治/結論

    第5章 公共財としての文化遺産―歴史都市の経済分析
    文化を適切に評価するために/保存の方法:適切な再利用と柔軟性/文化遺産投資の経済学/文化遺産の便益測定手法の応用事例:ハフシャとフェズ/結論

    第6章 地球規模での伝染病サーベイランス―伝染病をモニタリングするための国際協力
    地球公共財としての国際規模での病気のサーベイランス/伝染病の国際的サーベイランスの歴史/教訓/次のステップ:国際保健規約の改訂/結論

    第7章 地球公共財としての知識
    基本概念/地域的知識と地球規模の知識の結合/開発のための知識/結論

    第8章 紛争予防―地球規模の管理から近隣諸国による監視へ
    公共財としての紛争予防/紛争予防:平和構築のための三要素/予防の文化に向かって

    第9章 国際公共財と援助の正当化
    基本モデルと中立的結果/国際公共財の種類と外国援助の必要性/議論と結論

    第10章 国際援助における地域公共財
    地域公共財の事例/地域公共財の供給の検証/地域公共財供給を強化するための提言

    結 論―地球公共財:概念、政策、戦略

著者・監修者プロフィール

カール,インゲ(かーる いんげ)

グルンベルグ,イザベル(ぐるんべるく いざべる)

スターン,マーク・A(すたーん まーく・えー)

FASID国際開発研究センター (えふえーえすあいでぃーこくさいかいはつけんきゅうせんたー )

同じジャンルの商品

もっと見る

now loading