同一労働同一賃金の2つのキーワード「均等」と「均衡」をいかに達成するか。働き方改革関連法の成立を踏まえ、具体的施策を提示する。

「同一労働同一賃金」はやわかり

定価:本体860円+税
発売日:2018年07月26日
ISBN:978-4-532-11396-4
並製/新書判/220ページ
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おすすめのポイント

●キーワードは「均等」と「均衡」

これまでの労働法では、「均等」を主要なテーマとしてきました。男女差別の撤廃、出身、年齢の差別撤廃など、「機会均等」に重きが置かれてきました。しかし、今回問題になるのは主に「均衡」です。
「均衡」とは「同じ仕事をしていれば正規か非正規かの雇用に関係なく、同じ待遇で報いる制度」。しかし、そもそも「同じ仕事」というのは何なのか。責任の重さや、過去の職歴をひもとけば、全く「同じ仕事」とすることも難しいと言えます。
本書では最新の最高裁判決等を挙げながら、企業実務へのインパクトを解説。また、実務上の具体策として、業務・責任などを徹底的に「見える化」するための実例を示します。「同一労働同一賃金」に関連する法律は、大企業では2020年から施行され、企業の対応はまったなしの状況です。
本書は、考え方の基本から具体策までを、社会保険労務士で元労働基準監督官である著者が書き下ろします。

編集者より

そもそも、「同一労働同一賃金」って何でしょうか。
最近聞くようになった言葉ですが、まずはその定義づけから。
簡単にいうと、「同じ仕事をしていれば正規か非正規か
の雇用に関係なく、同じ待遇で報いる制度」。

非正規社員の増加とともに、ひとつの職場で、正社員も
非正規社員も同じような仕事をしているように見える
ケースが増えてきています。
そうすると、「なんで同じ仕事なのに、賃金などの
待遇が違うのだろうか」という疑問が生じてくるわけです。

2018年6月に成立した働き方改革関連法では、
同一労働同一賃金に関する規定が盛り込まれており、
2020年より施行されます。企業は不合理な待遇差
があれば、是正に努める必要が生じますし、
労働者から説明を求められれば答える義務も生じます。

同一労働同一賃金は、世界的な流れでもあります。
労働生産性を高めていく必要がある日本にとっては
起爆剤になる可能性を秘めています。

人事・労務に関連する人はもちろん、この重要な
潮流を手っ取り早く知りたい人にとっては、
うってつけの一冊です。

目次

  1. 第1章 同一労働同一賃金が求められる背景

    第2章 均衡待遇規定の解釈と法的課題

    第3章 さらに「均衡」のとれた職場を求めて

    第4章 「今そこにある危機」への企業対応

    第5章 中長期的な対応

著者・監修者プロフィール

北岡 大介(きたおか だいすけ)

北岡社会保険労務士事務所代表。社会保険労務士。1972年生まれ。95年労働省に労働基準監督官として採用。人事労務系出版社を経て、2009年北岡社会保険労務士事務所を開業。

※本データは、小社での最新刊発行当時に掲載されていたものです。

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