「資本コスト」や「現在価値」といった重要キーワードをわかりやすく解説。説明の順番、コンパクトさで最高の入門書の待望の最新版。
ISBN:978-4-532-11368-1
並製/新書判/208ページ
おすすめのポイント
◆お金を調達し、効率性・収益性を高め、企業価値向上をはかるコーポレートファイナンスは、現代のビジネスパーソンにとって今や「読み・書き・そろばん」の「そろばん」にあたる必須常識です。本書は、いちばんわかりやすい入門書として高い評価を得てきた代表書の最新版です。
◆新版化にあたっては、株式評価や企業価値評価など、基本として知っておかなければならなくなった新しいテーマを加筆したほか、本書を用いた講義の中で質問が多かった項目や理解が難しかった項目について、より丁寧に説明しました。
◆コーポレートガバナンス重視の時代となり、企業が株主と向き合ううえで、コーポレートファイナンスの考え方は、より重要になっています。
目次
- Ⅰ コーポレートファイナンスへの招待
Ⅱ リスク・リターンと資本コスト
Ⅲ キャッシュフローの割引現在価値
Ⅳ 企業の投資決定
Ⅴ 資金調達と資本構成
Ⅵ 利益還元とペイアウト政策
著者・監修者プロフィール
1966年 兵庫県生まれ
1989年 神戸大学経営学部卒業、新日本証券入社
1995年 神戸大学大学院経営学研究科博士課程前期課程修了
神戸大学経営学部助手、ワシントン大学ビジネススクール
客員研究員、神戸大学大学院経営学研究科教授などを経て
現在 京都大学経営管理大学院教授
経営学博士
主著 『財務政策と企業価値』(有斐閣、2000年)
『日本企業のコーポレートファイナンス』(共著、日本経済新聞出版社、2008年)
『経営戦略とコーポレートファイナンス』(共著、日本経済新聞出版社、2013年)
『はじめての企業価値評価』(共著、日経文庫、2015年)
※本データは、小社での最新刊発行当時に掲載されていたものです。