「戦略的なアプローチ」と「覚悟(高い志)」を武器に不振事業再建に取り組む黒岩莞太は、社内の甘えを断ち切り、業績を回復させることができるか。実際に行われた組織変革を題材に迫真のストーリーで企業再生のカギを説く。

実話をもとにした企業変革ドラマ V字回復の経営
2年で会社を変えられますか

三枝匡
定価:本体1,600円+税
発売日:2001年09月06日
ISBN:978-4-532-14934-5
上製/四六判/381ページ
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おすすめのポイント

「戦略的なアプローチ」と「覚悟(高い志)」を武器に不振事業再建に取り組む黒岩莞太は、社内の甘えを断ち切り、業績を回復させることができるか。実際に行われた組織変革を題材に迫真のストーリーで企業再生のカギを説く。

目次

  1. プロローグ 不振事業をいかに蘇らせるか

    第1章 見せかけの再建
    再び業績悪化/不発だった改革/若手ミドルのぼやき/日陰にいた切り札
    [三枝匡の経営ノート1] 自然死的衰退への緩慢なプロセス

    第2章 組織のなかで何が起きているか
    出席者の多い会議/管理職たちのすくみ合い/競合他社の話はどこへ/真の赤字要因を追わず/多すぎるプロジェクト/戦略不在が招く不信感/被害者意識の営業マン/はびこる組織官僚/葬り去られた変革型人材/組織全体を貫くストーリーの欠如
    [三枝匡の経営ノート2] 改革の推進者と抵抗者のパターン

    第3章 改革の糸口となるコンセプトを探す
    埋もれていた人材/なんでもあり/強烈な反省論/五〇〇枚のカード/コンセプトの必要性/深夜の孤独/〔改革のコンセプト1〕事業の原点/なぜ米国企業は蘇ったか/一気通貫の組織効果/一網打尽の解決/肥大化した機能別組織の欠陥/シナリオを描く/〔改革のコンセプト2〕戦略の連鎖/各部署固有の問題/〔改革のコンセプト3〕事業変革の原動力/危険な吊り橋
    [三枝匡の経営ノート3] 「経営の創造性」に負けた日本

    第4章 組織全体を貫くストーリーをどう組み立てるか
    組織のスピード感応性/漂う孤独感/本当につぶれるなんて思っていない/改革者をどう守るか/トップの関与/改革を本物と思わせる事件/修羅場の教育効果/知られざる赤字/杜撰な現場経営/撤退か改革か/分社化のシナリオ/シナジーの幻想を排す/ヒエラルキーを崩す/事業の「絞りと集中」/営業活動の「絞りと集中」/攻めの人員削減/トップの共感
    [三枝匡の経営ノート4] 改革シナリオの説得性

    第5章 熱き心で皆を巻き込む
    淡々たる退場者/過激派の出現か/拗ねと甘え/すべて他人事だった/気骨の人事/壟断/覚悟の連鎖/旧組織の崩壊/史上最大の落ち込み
    [三枝匡の経営ノート5] 改革・八つのステップ

    第6章 愚直かつ執拗に実行する
    覚悟のスタート/組織のスピード化/顧客への接近/驚きの変化/新しい「販売ストーリー」/具体的仕掛けの埋め込み/単月黒字化の大騒ぎ/内部の競争/黒字達成!/次の一手/魂の伝授

    エピローグ 事業変革の成功要因
    あなたの会社でもこうした症状が見られませんか?
    改革を成功へ導くための要諦50

著者・監修者プロフィール

三枝 匡(さえぐさ ただし)

株式会社ミスミグループ本社取締役会議長。
1967年一橋大学経済学部卒業。三井石油化学を経て、ボストン・コンサルティング・グループの国内採用第1号コンサルタントになる。スタンフォード大学でMBAを取得後、プロ経営者を目指し、30代で赤字会社2社の再建とベンチャーキャピタル会社の経営をそれぞれ社長として経験。40代から16年間、不振企業の再建支援を行う「事業再生専門家」として活動。2002年ミスミ(現ミスミグループ本社)社長CEOに、08年会長CEOに就任し、14年より現職。同社を社員340人の商社からグローバル1万人の国際企業に変身させた。一橋大学大学院客員教授も務める。著書に『戦略プロフェッショナル』『経営パワーの危機』『V字回復の経営』(いずれも日本経済新聞出版社)など。

※本データは、小社での最新刊発行当時に掲載されていたものです。

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