1966年の同じ日に生まれた、パラレルワールドに生きるふたりの女性。それぞれの人生には無数の岐路があり選択がなされる。そのとき、選んだ道のすぐそばを歩いているのは、誰なのか。

森へ行きましょう

定価:本体1,700円+税
発売日:2017年10月12日
ISBN:978-4-532-17144-5
上製/四六判/512ページ
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おすすめのポイント

1966年の同じ日に生まれた、パラレルワールドに生きるふたりの女性。それぞれの人生には無数の岐路があり選択がなされる。そのとき、選んだ道のすぐそばを歩いているのは、誰なのか。

川上弘美さんの最新刊は、長らく待ち望まれていた恋愛と結婚を描いた長編小説。500ページ超えも一気読み必至の傑作です。

主人公は1966年ひのえうまの同じ日に生まれた留津とルツ。このパラレルワールドに生きるふたりの女性は、いたかもしれないもうひとりの「自分」。それは読者のあなたのもうひとりの「自分」かもしれませんし、留津とルツの恋人や夫も読者のあなたのもうひとりの「自分」かもしれません。

主人公の2人のように「いつかは通る道」を見失った世代の女性たちのゆくてには無数の岐路があり、選択がなされます。選ぶ。判断する。突き進む。後悔する。また選ぶ。進学、就職、仕事か結婚か、子供を生むか……そのとき、選んだ道のすぐそばを歩いているのは、誰なのか。少女から50歳を迎えるまでの恋愛と結婚が、留津とルツの人生にもたらしたものとは、はたして――

道は何本にも分かれて、つながっていて、いつの間にか迷って、帰れなくなって……だからこそ「人生という森は深く、愉悦に満ちている」。

装画と挿画はファッションブランド「ミナ ペルホネン」の皆川明さんが手がけています。
たくらみに満ちた造本にもご注目ください。

目次

  1. 一九六六年



    二〇二七年

著者・監修者プロフィール

川上 弘美(かわかみ ひろみ)

作家
1958年東京都生れ。96年「蛇を踏む」で芥川賞。2001年『センセイの鞄』で谷崎潤一郎賞。07年『真鶴』で芸術選奨文部科学大臣賞。15年『水声』で読売文学賞。ほかの作品に『神様』『龍宮』『ニシノユキヒコの恋と冒険』『古道具 中野商店』『どこから行っても遠い町』『七夜物語』『大きな鳥にさらわれないよう』『ぼくの死体をよろしくたのむ』など。

※本データは、小社での最新刊発行当時に掲載されていたものです。

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