あらゆる業界を飲み込む破壊の力学と、それを支える「デジタル・ビジネスモデル」を解明。勝ち残りをかけた既存企業の戦い方を伝授。

定価:本体2,000円+税
発売日:2017年10月25日
ISBN:978-4-532-32165-9
上製/四六判/412ページ
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おすすめのポイント

あらゆる業界を飲み込む破壊の力学と、それを支える「デジタル・ビジネスモデル」を解明。勝ち残りをかけた既存企業の戦い方を伝授。

破壊された市場の「空隙」をねらえ!
あらゆる業界をのみ込む「破壊の力学」と、
それを支える「デジタル・ビジネスモデル」を解明。
勝ち残りをかけた既存企業の戦い方を明らかにする。

ITとは無縁だと思われていたタクシー業界やホテル業界。デジタル・ディスラプター(破壊的イノベーター)が現れ、業界の競争基盤を破壊してしまうと、いったい誰が予想しただろうか。いまや「デジタル・ディスラプション」は、あらゆる業界をのみ込もうとしている。
既存企業は、デジタル化がもたらす破壊の力学にどう対応すればよいのか。本書は、既存企業の視点からこの問題について網羅的に論じ、自らディスラプターとなる(ディスラプトされるのではなく、どうすればディスラプトできるかを考える)ための実践的なロードマップを示す。

カギは「バリューチェーン」ではなく「バリュー」そのもの
デジタル・ディスラプションが起こるのは、「市場や社会のなかにある、満たされていないニーズ」を満たす「新たな価値提案」がデジタル技術によって可能となるため。デジタル・ディスラプターは、既存ビジネスと同じバリューチェーンをつくらなくても、デジタル技術を用いて容易に既存ビジネスと同じかそれ以上の価値を提供する。それを支える「デジタル・ビジネスモデル(デジタル技術の進展によって可能になった新しいビジネスモデル)」を明らかにし、既存企業が採るべき「4つの対応戦略」を詳説する。

・既存企業は、なぜ、どのようにして苦戦を強いられるのか?
・デジタルがもたらす「新たな価値提案」とは?
・ディスラプターは、どのような「デジタル・ビジネスモデル」で攻めてくるか?
・破壊された市場で、既存企業が利益を享受できる「価値の空白地帯」とは?
・既存企業が採るべき「4つの対応戦略」とは?
・反撃に打って出るために不可欠な「3つの組織能力」とは?

目次

  1. 序 章 「破壊者」ではなく「破壊の力学」に注目する

      Ⅰ デジタル・ボルテックス
    第1章 デジタル・ディスラプションの破壊力

    第2章 デジタルが可能にしたビジネスモデル

    第3章 バリューバンパイアが市場の利益を飲み干す

    第4章 ディスラプターとどう戦うか――4つの対抗戦略

      Ⅱ デジタルビジネス・アジリティ
    第5章 アジリティを高める3つの組織能力

    第6章 これまで手に入らなかった情報を集める――ハイパーアウェアネス

    第7章 解析力を高めてバリューを見抜く――情報にもとづく意思決定力

    第8章 リソースとプロセスを動的にする――迅速な実行力

    終 章 いかにして競争力を高めるか

著者・監修者プロフィール

ウェイド,マイケル(うぇいど まいける)

IMD教授。DBTセンター所長。企業エグゼクティブ向けプログラム「リーディング・デジタルビジネス・トランスフォーメーション」の統括教授を担う他、クレディ・スイスやボーダフォン、マースクなどにカスタマイズした独自プログラムを、IBMやLVMH、ネスレ、グーグルなどにコンサルティングサービスやエグゼクティブ教育を提供。カナダのウェスタンオンタリオ大学リチャードアイビー・スクール・オブ・ビジネスで学位、MBA、博士号を取得。

※本データは、小社での最新刊発行当時に掲載されていたものです。

ルークス,ジェフ(るーくす じぇふ)

シスコ・デジタイゼーションオフィスのディレクター、DBTセンター客員研究員(2017 年5 月まで)。グローバル企業やイノベーティブなスタートアップ企業と協働し、デジタル化時代の成功戦略を探究。調査や執筆、コンサルティング活動を通じてビジネスモデル変革やテクノロジー活用を支援。オハイオ州立大学で政治学の学士号を、トロント大学で政治学の修士号と博士号を取得。

※本データは、小社での最新刊発行当時に掲載されていたものです。

マコーレー,ジェイムズ(まこーれー じぇいむず)

シスコ・デジタイゼーションオフィスのディレクター、DBTセンター客員研究員。ハイテク業界での経験と幅広い知識を活かし、第一線でデジタルマーケットの変遷を見定めている。世界じゅうの企業と協働し、デジタル・トランスフォーメーションに向けたロードマップを設計。ダルハウジー大学で政治学の学位を、トロント大学で政治学の修士号を取得。

※本データは、小社での最新刊発行当時に掲載されていたものです。

ノロニャ,アンディ(のろにゃ あんでぃ)

シスコ・デジタイゼーションオフィスのディレクター、DBTセンター客員研究員。テクノロジー業界で20 年の経験があり、つねに進化を続けるビジネスの世界で生き残ろうとする企業を手助けするための強力なバックグラウンドを持つ。テクノロジーが未来の生活をどう変えるかに大きな関心を寄せる。カリフォルニア大学バークレー校で生物工学の学位を取得。

※本データは、小社での最新刊発行当時に掲載されていたものです。

根来 龍之(ねごろ たつゆき)

早稲田大学ビジネススクール教授。京都大学文学部卒業(哲学科)、慶應義塾大学大学院経営管理研究科修了(MBA)。鉄鋼メーカー、英ハル大学客員研究員、文教大学などを経て2001 年より現職。早稲田大学IT戦略研究所所長、早稲田大学大学院経営管理研究科長、経営情報学会会長、国際CIO学会副会長、CRM協議会副理事長などを歴任。著書に『プラットフォームの教科書』『ビジネス思考実験』『事業創造のロジック』(いずれも日経BP社)『IoT時代の競争分析フレームワーク』(編著、中央経済社)『プラットフォームビジネス最前線』(編著、翔泳社)など。

※本データは、小社での最新刊発行当時に掲載されていたものです。

武藤 陽生(むとう ようせい)

翻訳家。早稲田大学法学部卒業。英米文学、ノンフィクション、ゲーム翻訳などを手がける。おもな訳書に『暴露:スノーデンが私に託したファイル』(共訳、新潮社)『スーパーベターになろう! 』(共訳、早川書房)『戦力「内」通告』(ハーパーコリンズ・ジャパン)など。

※本データは、小社での最新刊発行当時に掲載されていたものです。

デジタルビジネス・イノベーションセンター(DBIC) (でじたるびじねすいのべーしょんせんたー )

特定非営利活動法人CeFILが2016 年5 月に設立した国内大手企業が参加するイノベーション開発拠点。製造業やサービス業、金融業、IT企業など30数社が参加。IMDやシンガポールマネジメント大学と連携して開発した研修をはじめ、シンガポールから専門家を招いたデザインシンキング・ワークショップなど、各種の経営層向け、戦略スタッフ育成プログラムを実施。人財育成のみならずエコシステムを活用したオープンイノベーションの運用・実行を目指す。

※本データは、小社での最新刊発行当時に掲載されていたものです。