オグリやハイセイコーは出てこない。だが、競馬は確実に「強い馬の真剣勝負」へ進化する。コスモバルクとアンカツブームなどファン注目の最新トピックの背景を探り、ギャンブルからスポーツへと脱皮寸前の姿に迫る。

競馬よ!
夢とロマンを取り戻せ

定価:本体1,600円+税
発売日:2005年06月21日
ISBN:978-4-532-16522-2
上製/四六判/272ページ
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おすすめのポイント

オグリやハイセイコーは出てこない。だが、競馬は確実に「強い馬の真剣勝負」へ進化する。コスモバルクとアンカツブームなどファン注目の最新トピックの背景を探り、ギャンブルからスポーツへと脱皮寸前の姿に迫る。

目次

  1. プロローグ 競馬にアイドルはいらない
      武豊とハルウララ
      「弱い馬を温かく見守る心優しい人々」という美談
      リアリティ失う出世物語
      新たな物語は生まれるか?

    第1章 強くなければ生き残れない
     1 コスモバルク「地方の星」という仮面
      400万円で買われた外厩制度のパイオニア
      「外厩第1号」の看板が重荷に
      皐月賞からダービーへ
      勝利か、アイデンティティか
      感動醸成装置

     2 アンカツの衝撃
      42歳のJRA新人騎手
      「中央のG1」に呑まれた
      騎手免許試験受験
      名手が落ちる試験とは?
      「G1はどれも同じ」  他

     3 「勝負」を放棄した地方競馬
      「ホリエモン」デビュー
      「救世主」はいるのか
      疑われる参入への本気度
      リストラの失敗とコンテンツの劣化
      自立への道は遠く

    第2章 競馬をつまらなくしているのは誰だ?
     1 親日派・ペリエに「3カ月」の壁
      日本で戦術の幅広げる
      クリスマス休暇より有馬記念
      JRAはオアシス
      興行か、生え抜きの育成か

     2 世界最大の馬主に閉ざされた玄関
      馬主ってどんな人?
      入口は船橋競馬
      「5年で社台に次ぐ存在に」

     3 「社台の馬なら勝つ」理由
      ゼンノロブロイ、キングカメハメハ・・・・・
      サンデーサイレンスの威光
      種牡馬を制すれば生産を制する
      サンデーサイレンスとブライアンズタイム
      大量種付けがカネを生む  他

     4 「サラブレッドは世界を駆けめぐる」はず
      外国調教馬初の天皇賞参戦
      「パートI」
      畜産か、「ばくちのコマ」か
      国際化への温度差――生産者の個利個略
      生産地覆う借金の重荷

    第3章 あなたは馬券買いますか?
     1 3兆円「企業」の苦悩――JRAのいま
      中央競馬のアキレス腱
      賞金が支える弱者
      動き出したリストラ
      売り上げか、採算性か
      「経営」なき特殊法人  他

     2 高額配当のウラオモテ
      遂に出た1,000万馬券
      3連単は「予想の枠を超えている」
      「考えない」宝くじと「考える」toto
      若者には難しすぎる?
      「25%」でも買いますか?  他

    第4章 ニッポン競馬の近未来
     1 球界再編の苦しみを“他山の石”に
      「セ・パ」と「中央・地方」
      「倶楽部競馬」と「祭典競馬」
      ハイセイコーブームの陰で
      危機の根幹は高コスト

     2 開かれたスポーツへ

    あとがき
    参考文献

著者・監修者プロフィール

野元 賢一(のもと けんいち)

1964年東京都出身。1987年東京大学法学部卒業後、毎日新聞社入社。長野支局を経て運動部。1996年日本経済新聞社入社。運動部で競馬を担当。

※本データは、小社での最新刊発行当時に掲載されていたものです。

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