これが究極のクリーンエネルギーだ! 発電から淡水化、バイオ燃料まで、自然エネルギーの切り札として注目される太陽熱。欧米を筆頭とする世界の趨勢から課題、日本への期待まで、その全貌をわかりやすく説く。

定価:本体870円+税
発売日:2011年03月10日
ISBN:978-4-532-26094-1
並製/新書判/256ページ
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おすすめのポイント

これが究極のクリーンエネルギーだ! 発電から淡水化、バイオ燃料まで、自然エネルギーの切り札として注目される太陽熱。欧米を筆頭とする世界の趨勢から課題、日本への期待まで、その全貌をわかりやすく説く。

欧州で進む「太陽熱エネルギープロジェクト」であるDESERTEC構想など、最前線の環境・エネルギー問題をわかりやすく紹介します。

~推薦の言葉~
Global energy and climate crises of humankind can be solved in an organized way and before it is too late if nation states and peoples begin to act as a global community. To this end we need to adopt the world-wide most powerful approaches. Solar energy in deserts is by far the largest and at the same time the least exploited source for clean power on Earth. 1% of useful desert space is sufficient to generate clean power for 10 billion people. When using the technology of concentrating solar thermal power, so called CSP, solar energy can be stored and solar power can be generated at day and at night, according to our demand. Clean power from deserts can also be delivered to all highly populated regions on planet Earth by high-voltage direct-current power transmission lines, even to Japan from deserts in China. This book will open our eyes for how by the DESERTEC Concept we can generate from the over-abundant solar radiation in deserts the energy that mankind needs for providing drinking water, food, stable natural living conditions and civilization for 10 billion people on this limited planet Earth.

人類はエネルギーおよび気候変動の危機に直面している。だが、この危機は人々が地球市民であることを十分意識して行動を開始すれば、手遅れになる前にシステマティックに回避できる。そのためには、地球上で最もパワフルな手段に訴える必要がある。砂漠に照射する太陽エネルギーの量は最も巨大であるにも拘らず、最も貧弱にしか利用されていない。全砂漠の1%の面積があれば、100億の地球市民に十分なクリーン・パワーを届けることができるのだ。CSPと呼ばれる集光太陽熱技術を大規模に採用すればよく、太陽エネルギーを熱として保存することができ、需要に応じて昼夜を問わずに発電できる。そして、こうした砂漠からのクリーン・パワーは、高圧直流送電網を通じて、地球という惑星の全ての人口密集地帯に届けることができるのだ。中国のゴビ砂漠から日本へ送電することも技術上は夢物語ではない。

本書の内容に読者は刮目するだろう。地球上の砂漠地帯では、人類が必要とするエネルギーの全量を満たして余りあるほどの太陽光線が降り注いでいる。このかけがえのない惑星、地球。そこに棲息する100億の市民が渇望する水や食糧そして穏やかで安定した自然環境。そうした恩恵をもたらす究極のクリーン・エネルギー。“太陽熱”が人類文明を危機から救う。

―NPO法人DESERTEC(デザーテック) 財団理事長、ゲアハルト・クニース―
Dr. Gerhard Knies
DESERTEC FOUNDATION, Supervisory Board
Chairman Board of Trustees

目次

  1. プロローグ エネルギー・水・食糧--地球は脅威に晒されている
    第一章 再生可能エネルギーとしての太陽熱
    第二章 太陽熱発電の仕組みの概略
    第三章 世界における太陽熱発電への取り組み
    第四章 膨大な太陽熱発電プラント市場
    第五章 太陽熱のアプリケーション:無限の可能性
    第六章 温暖化ガス問題
    第七章 アジア太平洋版DESERTEC
    エピローグ 新パラダイムの提言
    参考文献および出典

著者・監修者プロフィール

菊池 隆(きくち たかし)

東京工業大学世界文明センター人文学院フェロー。1955年生まれ。東京大学文学部卒。スタンフォード大学(MBA)。商船三井、ATカーニー、東京工業大学21世紀COE特任教授などを経て現職。2009年1月、Sodalitas(株)設立。2011年1月よりDESERTEC Coordinator Japan°

※本データは、小社での最新刊発行当時に掲載されていたものです。

堀田 善治(ほりた よしはる)

東京工業大学統合研究院ソリューション研究機構特任教授。工学博士。1947年生まれ。東北大学大学院工学研究科応用化学専攻修士課程修了。現在、太陽熱活用海水淡水化プロセスの開発など低炭素社会基盤構築技術の創出に注力する。2009年、eTEC Marketing創立。

※本データは、小社での最新刊発行当時に掲載されていたものです。

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