ベトナム経済の新展開
工業化時代の始動

定価:本体1,748円+税
発売日:1996年08月01日
ISBN:978-4-532-14489-0
250ページ
購入画面へ進む

目次

  1. 第1章 ベトナム経済の現在
    1 一人当たり国内総生産と生活水準
    2 投資・貯蓄・工業化と人的資源の水準
    3 マクロバランス一投資貯蓄・外国為替ギャップ
    4 近年の発展パフォーマンスとその特徴
    5 経済・産業構造の問題点一過剰な労働力の吸収

    第2章 ドイモイの歩み
    1 南北統一と社会主義建設ビジョン
         一社会主義的工業化の挫折から国際分業型発展へ
    2 所有形態の改革一多部門経済発展の推進
    3 計画経済から市場経済への移行
    4 対外開放の実施
    5 ドイモイ政策の評価
    6 経済改革と社会主義的方向発展論

    第3章 農業改革とその発展
    1 ドイモイ以前の生産体制
    2 農業改革の進展
    3 農業生産の回復
    4 なお厳しい農民の生活
    5 農村での非農所得拡大が課題

    第4章 国営企業の改革
    1 国民経済の中の国営企業
    2 国営企業の形成と問題点
    3 これまでの改革
    4 これからの改革方向

    第5章 財政・金融改革と工業化
    1 財政危機の克服
    2 金融制度の改革
    3 資金の動員体制と工業化

    第6章 貿易制度改革と貿易パターン
    1 進む貿易制度改革
    2 輸出構造一典型的な一次産品輸出国
    3 輸入構造一大半は資本財
    4 対外関係・為替レート政策と工業品輸出

    第7章 ベトナムをめぐる新しい国際関係
          一地域協力体制とベトナム経済
    1 ASEAN加盟の背景と意義
    2 AFTAの効果
    3 メコン川流域総合開発計画
    4 EAEC・APECとベトナム

    第8章 中長期の工業化戦略
    1 なぜ工業化が緊急課題か
    2 工業化戦略の背景となる理論
    3 工業化の初期条件
    4 最近の工業化戦略
    5 これからの工業化戦略
    6 工業化とエネルギー
    7 工業化と産業組織政策

    第9章 工業化と外資導入(1)一投資資金としての外資
    1 外資導入の効果
    2 現在の国際収支・対外債務
    3 外資導入計画の課題

    第10章 工業化と外資導入(2)一外国企業の直接投資
    1 開発論から見た直接投資
    2 移行論から見た直接投資
    3 外資導入政策の新展開
    4 直接投資の導入実績
    5 外国直接投資の効果
    6 これからの展望と課題

    第11章 アジア太平洋の時代とベトナムの発展ビジョン
    1 戦後五十年間のアジア経済とベトナム
    2 アジア太平洋の時代の意味
    3 キャッチ・アップ戦略の国民的合意
    4 経済発展、所得分配と社会公正
    5 ベトナムの発展ビジョン

    引用・参考文献
    索引

    <コラム>

著者・監修者プロフィール

トラン ヴァン・トゥ(とらん ばぁん・とぅ)

(Tran Van Tho) 1949年ベトナム生まれ。高校卒業後、国費留学生として来日。1973年一橋大学経済学部卒業、1978年同大学大学院経済学研究科博士課程修了。1993年経済学博士(一橋大学)。現在、桜美林大学国際学部教授、日本経済研究センター主任研究員、経済審議会専門委員、ベトナム首相経済・行政改革諮問委員、ベトナム太平洋経済センター(VAPEC)副理事長。 <主な著書>『産業発展と多国籍企業一アジア太平洋ダイナミズムの実証研究』(東洋経済新報社、1992年「アジア太平洋賞」受賞)、『現代ベトナム経済』(共編著、勁草書房、1992年)、Japanese Management Style and Technology Transfer in Thailand (編著、Japan Center For Economic Research、1993年)

※本データは、小社での最新刊発行当時に掲載されていたものです。

同じジャンルの商品

もっと見る

now loading