「ニート」に続く新しいタイプの未婚無業者=「スネップ」が急増。160万人超が社会と接点を持たず、仕事も通学もせず家族の支援で暮らす。将来どうやって生きていくのかなどについて問題提起する初の解説書。

孤立無業(SNEP)

定価:本体1,500円+税
発売日:2013年08月12日
ISBN:978-4-532-35577-7
上製/四六判/240ページ
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おすすめのポイント

「ニート」に続く新しいタイプの未婚無業者=「スネップ」が急増。160万人超が社会と接点を持たず、仕事も通学もせず家族の支援で暮らす。将来どうやって生きていくのかなどについて問題提起する初の解説書。

自立への道は見つかるのか

「ニート」に続いて、この概念の提唱者である著者が書き下ろす渾身の一書。
です・ます調の平易な語り口なのでスネップ本人や家族の方にも読みやすい内容です。

目次

  1. 第1章 孤立無業とは

    ひきこもりと無縁社会/ニートになる理由
    中高年ニート問題/社会的排除
    社会生活基本調査/60歳未満未婚無業者
    孤立無業の定義/孤立無業162万人
    増加する孤立無業/スポーツ、旅行、ボランティア
    広い意味での孤立無業


    第2章 誰が孤立無業になりやすいのか

    男性がなりやすい孤立無業/急速に進む
    若年無業者の孤立/学歴と孤立無業
    治療・療養は孤立を生む?/都道府県による違い
    居住地域の人口規模/世帯の所得
    要介護の問題/家族と暮らす孤立無業/孤立の一般化

     
    第3章 孤立無業者の日常

    どうやって生活しているか/スネップと調査協力
    電子メールの利用/インターネットでの情報検索・入手
    孤立無業はゲーム中毒?/意外と「昭和」な孤立無業
    治療・療養と孤立無業/ニートとスネップ
    孤立無業と求職活動・意欲/家族という障壁
    孤立は「気づき」を奪う/負のスパイラル


    第4章 孤立無業の現在・過去・未来

    たかが数字、されど数字/インターネットによる調査
    親友の不在/めったにしない外出
    起床時間と掃除片付け/孤立無業の気持ち
    健康と通院/関心事と結婚願望
    正社員と非正社員の経験/無業期間と孤立無業
    中学時代の人間関係/貯蓄や財産
    老後不安と生活保護

    第5章 孤立無業に対する疑問

    「孤立無業が増えると、どんな問題が起こるのでしょうか?」
    「孤立無業の人たちは、過去にはあまりいなかったのでしょうか」
    「孤立無業とひきこもりやニートとの違いがやっぱりわかりません」
    「孤立無業に限らず『孤立就業』も多いのではないでしょうか」
    「孤立無業になることも、本人の選択もしくは自由ではないでしょうか」
    「孤立無業が増えているのは日本だけなのでしょうか」
    「孤立無業が、また怠け者の若者の新しいレッテル貼りにならないかと、心配です。」
    「孤立無業は抜け出すことができるのでしょうか」
    「国や自治体は、孤立無業のために、どのような対策を行うべきですか」


    第6章 孤立無業者とご家族へ
    孤立無業の人たちへ
    孤立無業者のご家族へ

著者・監修者プロフィール

玄田 有史(げんだ ゆうじ)

1964年生まれ。88年東京大学経済学部卒業、92年同大大学院経済学研究科博士課程退学。ハーバード大学、オックスフォード大学各客員研究員、学習院大学教授を経て現在、東京大学社会科学研究所教授、博士(経済学)。

主な著書
『仕事のなかの曖昧な不安』(中央公論新社、2001年、日経・経済図書文化賞、サントリー学芸賞受賞;中公文庫、2005年)
『ジョブ・クリエイション』(日本経済新聞社、2004年、エコノミスト賞、労働関係図書優秀賞受賞)
『ニート』(共著、幻冬舎、2004年;幻冬舎文庫、2006年)
『働く過剰』(NTT出版、2005年)
『14歳からの仕事道』(理論社、2005年、増補改訂版、イーストプレス、2011年)
『人間に格はない』(ミネルヴァ書房、2010年)
『希望のつくり方』(岩波新書、2010年)ほか多数

※本データは、小社での最新刊発行当時に掲載されていたものです。

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