ベストパフォーマンスを発揮し、観客を感動させるプレーを行うには、科学や論理ではなく、技術を超えた感性の力が必要だ。サッカー日本代表監督・岡田武史が感性研究のスペシャリストと21世紀のスポーツを論じる。

岡田武史監督と考えた「スポーツと感性」

定価:本体1,500円+税
発売日:2008年02月07日
ISBN:978-4-532-16651-9
並製/四六判/288ページ
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おすすめのポイント

ベストパフォーマンスを発揮し、観客を感動させるプレーを行うには、科学や論理ではなく、技術を超えた感性の力が必要だ。サッカー日本代表監督・岡田武史が感性研究のスペシャリストと21世紀のスポーツを論じる。

目次

  1. 序章 スポーツ科学の限界 岡田武史

    第1章 感性とは何か
    <対談>日本代表選手のセンス 新皮質と旧皮質について
    <インタビュー>イチロー「感じる力」
    <解説>「感性」という言葉 感受性・創造性・感覚・センス……
    「受信アンテナ」と「発信アンテナ」 感性の三つの側面

    第2章 トップアスリートの感性
    <対談>得点の匂いを嗅ぐ感覚 勝敗を決する広い集中力 ベストパフォーマンスとゾーン
    <インタビュー>山下泰裕「無意識の情報収集能力」
    <解説>五感情報を選別するフィルター やさしさを受け取る第六感
    一流の弁別閾 無意識の情報収集能力 第三の目
    「感性」=研ぎ澄まされた五感 第六感 成功の予兆

    第3章 スポーツと感性
    <対談>「ゾーン」と「無我の境地」 周囲との一体感 「しょうがない」が活路を開く
    <インタビュー>井村雅代「本物の感動」
    <解説>ランナーズハイとフロー体験“もう一人の自分”が出現するとき
    “自分”という意識の枠 利己性と利他性のバランス 一体感の仕組み 
    筋繊維や道具との対話 内界と外界のつながり-シンクロ二シティ(共時性)

    第4章「ゾーンと感性」を脳・心・禅の観点で考えてみる
    <対談>禅と瞑想について 選手に伝わる指導者の気 閃きや勘が生まれるとき
    <コラム>岡田武史「ゾーンに入らせるには」?
    <解説>
    1.心理学的観点から「ゾーン」を考える
     逆U字仮説 トップアスリートたちのメンタルコントロール 「ゾーン」-最適機能地帯理論
    2.脳の観点から考える
     超常体験と脳 脳における情報処理 東洋的アプローチ-禅と唯識

    第5章 日常的感性
    <対談>挨拶は気持ちを開く“スイッチ” 日常生活でのミュニケーションの大切さ
    <解説>「なんとなく…感じる」のは感性の役割 意識下の情報検索 セレンデピティ
    「気をつける」という言葉の重み(気分の伝染) 「第一印象」の信頼性

    第6章 感性と教育(感性の側面から人を育てる)
    <対談>昨今の教育問題について 気づくことの大切さ 文化と感性
    <解説>美意識の狂い(美意識について) トップアスリートの感性を育てた大人たち
    共通感覚―“コモンセンス” サービス化した教育

    第7章 感性力を発揮する(感性を磨くために)
    <対談>こだわりを捨てた「平常心」を持つ 「武術」にはなにかある
    <解説>瞬時の判断力を磨く 感覚情報の遮断と刺激 最高のプレーを見る
    本物の感動をする 「ゾーン」に備えた行動と習慣 後天的に感性を引き出す

    終章 美しい感性

著者・監修者プロフィール

志岐 幸子(しき ゆきこ)

1992年早稲田大学人間科学部スポーツ科学科卒業。感性ラボ(http://www.kansei-lab.com)主宰。博士(人間科学)。早稲田大学スポーツ医学リサーチ研究所・感性領域総合研究所客員研究員。主にスポーツの観点から感性研究を行い、2003年同大学大学院人間科学研究科修了後、同大学非常勤講師。学生時代は競走部マネージャーとしての活動の他、JOC、JOAによる海外派遣でスポーツ交流に参加。93年度、ミス・ユニバース日本代表に選出されたことをきっかけに、スポーツ番組のゲスト、司会等を務める。出演番組は、「プロ野球ニュース」、「スポーティーフライデー」(NHK-BS1)キャスター(フジ)キャスター、「ニュース列島365」(朝日)ゲストコメンテーターなど。武庫川女子大学非常勤講師、日本感性工学会・日本スポーツ心理学会員。

※本データは、小社での最新刊発行当時に掲載されていたものです。

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