企業の資金調達の切り札として注目を集めている特許、ブランド、著作権といった知的財産の証券化がいよいよ本格化する。本書は、価値評価や全体のスキームから法務、税務まで証券化の具体的手法と課題を解説する。

知的財産の証券化

広瀬義州 編著/桜井久勝 編著
定価:本体3,200円+税
発売日:2003年10月27日
ISBN:978-4-532-13262-0
並製/A5判/307ページ
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おすすめのポイント

企業の資金調達の切り札として注目を集めている特許、ブランド、著作権といった知的財産の証券化がいよいよ本格化する。本書は、価値評価や全体のスキームから法務、税務まで証券化の具体的手法と課題を解説する。

目次

  1. まえがき

    第1章 知的財産の証券化
     1 知的財産戦略と知的財産の活用
     2 知的財産の価値評価と流動化
     3 知的財産ビジネス・スキームの類型化と価値評価モデル
     4 知的財産証券化の法的スキーム
     5 知的財産証券化の課題

    第2章 ブランドの証券化
     1 ブランドの意義と証券化の目的
     2 ブランドの証券化の仕組み
     3 投資者保護
     4 ブランドの価値評価
     5 オリジネーターの会計問題
     6 ブランドの証券化に向けて

    第3章 特許権の証券化
     1 特許権と企業経営
     2 証券化スキームの一例
     3 ピンチェンジモデルにおける特許評価手法
     4 ピンチェンジモデルの評価と課題
     5 米国における特許の証券化事例

    第4章 著作権の証券化
     1 著作権の証券化の意義と目的
     2 著作権の証券化における法的問題とその解決のスキーム
     3 著作権証券化の事例
     4 著作権の証券化のための価値評価

    第5章 知的財産の証券化の法的スキーム
     1 証券化の法的スキーム
     2 信託法による証券化
     3 委託者
     4 受託者
     5 受益者
     6 資産流動化法による証券化
     7 証券化の問題点
     8 証券取引法
     まとめ

    第6章 知的財産の証券化とリーガル・オピニオン
     1 リーガル・オピニオンの意義
     2 リーガル・オピニオンの必要性
     3 リーガル・オピニオンの対象
     4 知的財産の証券化に伴う課題

    第7章 知的財産の証券化に伴う実務上の課題
     1 知的財産ファイナンスと証券化
     2 知的財産証券化の課題
     3 知的財産証券化スキームをめぐる実務上の課題
     4 知的財産の証券化に伴う実務上の展望

    第8章 知的財産の証券化と税務
     1 証券化スキームに対する税務の概要
     2 特定目的会社を利用した知的財産の証券化と税務
     3 投資法人を利用した知的財産の証券化と税務
     4 民法上の任意組合を利用した知的財産の証券化と税務
     5 匿名組合を利用した知的財産の証券化と税務
     6 中小企業等投資事業有限責任組合を利用した知的財産の証券化と税務
     7 信託を利用した知的財産の証券化と税務
     8 知的財産の証券化をめぐる税務上の課題

     第9章 知的財産の証券化とディスクロージャー
     1 知的財産の開示充実の必要性
     2 知的財産を利用した資金調達の類型化と必要な情報
     3 企業情報としての知的財産の情報開示
     4 知的財産の証券化における情報開示
     5 知的財産の流通市場の育成問題

    引用文献および参考文献

著者・監修者プロフィール

広瀬 義州(ひろせ よしくに)

早稲田大学教授・商学博士。大蔵省企業会計審議会幹事・臨時委員(1986年~1999年)経済産業省企業法制委員会 (ブランド価値評価研究会)委員長(2001年~2002年)などを歴任。現在、日本会計研究学会理事・学会賞審査委員・評議員、国際研究学会理事、IPRI知的財産総合研究所所長、経済産業省産業構造審議会臨時委員など。 <主な著書>『会計基準論』(中央経済社)、『財務会計(第4版)』(中央経済社)、『ブラシュ・アップ財務会計(第4版)』(中央経済社)、『日本発ブランド価値評価モデル』(税務経理協会)、『ブランドの考え方』(中央経済社)、『連結会計入門(第2版)』(中央経済社)、『コンメンタール国際会計基準I―V』(税務経理協会)など

※本データは、小社での最新刊発行当時に掲載されていたものです。

桜井 久勝(さくらい ひさかつ)

1952年兵庫県生まれ。75年神戸大学を卒業し、同大学院へ進学。77年公認会計士第3次試験に合格。79年神戸大学助手。92年神戸大学より博士(経営学)の学位を取得。
主な著書に『会計利益情報の有用性』『財務会計講義』『財務会計・入門』など。

※本データは、小社での最新刊発行当時に掲載されていたものです。

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