ライバルの動きはどうか? 自分の情報は完全か? 経済活動は意思決定、駆け引きの積み重ねだ。そのメカニズムを解明するのがゲーム理論。もっとも現実的な枠組みである「非協力ゲーム」に基づいて、やさしく解説。

ゲーム理論入門
経済学入門シリーズ

定価:本体860円+税
発売日:2001年01月12日
ISBN:978-4-532-10829-8
並製/新書判/242ページ
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おすすめのポイント

ライバルの動きはどうか? 自分の情報は完全か? 経済活動は意思決定、駆け引きの積み重ねだ。そのメカニズムを解明するのがゲーム理論。もっとも現実的な枠組みである「非協力ゲーム」に基づいて、やさしく解説。

目次

  1. I ゲーム理論を学ぼう

       1 ゲーム理論とゲーム的状況
       2 協力ゲームと非協力ゲーム
       3 ゲーム的状況の表現
       4 ゲーム理論が与えてきたもの
       5 本書を読まれるにあたって

    II 非協力ゲームI:行動決定が同時に行われる場合

       1 事例による把握
       2 戦略形ゲーム
       3 戦略の支配
       4 囚人のジレンマ
       5 最適反応戦略とナッシュ均衡
       6 戦略の支配とナッシュ均衡
       7 混合戦略
       8 ナッシュ均衡の求め方
       9 ナッシュ均衡の応用例:クールノーの複占市場
       10 マックスミニ戦略
       11 2人定和ゲームとミニマックス定理
       12 多人数戦略形ゲーム
       13 利得と期待効用
       練習問題

    III 非協力ゲームII:行動決定が時間をおいて行われる場合

       1 事例による把握
       2 展開形ゲーム
       3 戦略形ゲーム表現
       4 ナッシュ均衡
       5 部分ゲーム完全均衡
       6 チェーンストア・パラドックス
       7 繰り返しゲーム
       8 部分ゲーム完全均衡の応用例:シュタッケルベルグの複占市場
       練習問題

    IV 情報不完備なゲーム

       1 事例による把握:行動決定が同時に行われる場合
       2 ベイジアンゲームの戦略形ゲーム表現
       3 ベイジアン均衡
       4 事例による把握:行動決定が時間をおいて行われる場合
       5 ベイジアンゲームの展開形ゲーム表現
       6 完全ベイジアン均衡
       7 情報不完備なゲームの応用例:中古車市場とレモン
       練習問題

    V 2人協力ゲーム:交渉ゲーム

       1 協力ゲーム理論と非協力ゲーム理論
       2 事例による把握と相関戦略
       3 実現可能集合と交渉の基準点
       4 交渉ゲーム
       5 ナッシュ交渉解と公理系
       6 ナッシュ交渉解に対する非協力ゲームからのアプローチ
       7 譲渡可能効用とサイドペイメント
       練習問題

    VI 多人数協力ゲーム:特性関数形ゲーム

       1 事例による把握
       2 特性関数形ゲーム
       3 優加法性と全員提携の形成
       4 配分
       5 コア
       6 仁
       7 シャープレイ値
       8 特性関数形ゲームにおけるその他の解
       練習問題

    VII 進化と学習のゲーム理論

       1 進化と学習のゲーム理論を学ぶ前に
       2 進化論的ゲーム理論
       3 進化的安定戦略
       4 混合戦略型の行動様式まで考えた進化的安定戦略
       5 進化ゲームの動学的モデル
       6 適応型学習に基づくゲーム理論I:現在の状態の観察
       7 適応型学習に基づくゲーム理論II:過去の経験の記憶
       練習問題

    <文献ガイド> ゲーム理論をより深く学ぶために

    練習問題の略解

    事項索引
    人名索引

著者・監修者プロフィール

武藤 滋夫(むとう しげお)

1950年東京生まれ。73年東京工業大学工学部社会工学科卒業。77年コーネル大学大学院工学研究科オペレーションズ・リサーチ専攻M.S.課程修了。78年コーネル大学大学院工学研究科オペレーションズ・リサーチ専攻Ph.D課程修了。79年東京工業大学理学部情報科学科助手。82年東北大学経済学部助教授。90年東北大学経済学部教授。96年東京都立大学経済学部教授。現在東京工業大学大学院社会理工学研究科教授。 <主な著書>『協力ゲームの理論』(共著、東京大学出版会)、『投票システムのゲーム分析』(共著、日科技連出版社)、『ゲーム理論で解く』(編著、有斐閣)

※本データは、小社での最新刊発行当時に掲載されていたものです。

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