財政支出の拡大と金融緩和という政策は、景気回復に本当に効果的なのか? 本書は十年一日の政策の誤りを、気鋭の著者陣が「新しいマクロ経済学」の立場から検討し、あり得べき新政策手段を提示する意欲的な提言書。

経済政策とマクロ経済学
改革への新しい提言

定価:本体2,000円+税
発売日:1999年10月05日
ISBN:978-4-532-13179-1
上製/四六判/252ページ
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おすすめのポイント

財政支出の拡大と金融緩和という政策は、景気回復に本当に効果的なのか? 本書は十年一日の政策の誤りを、気鋭の著者陣が「新しいマクロ経済学」の立場から検討し、あり得べき新政策手段を提示する意欲的な提言書。

目次

  1. 第1章 変貌するマクロ経済学とマクロ経済政策
       はじめに/IS―LMモデルと経済政策/市場化の進展とマクロ経済学
       /投資ブームと資産価格暴落

    第2章 財政政策:景気対策の再構築
       はじめに/財政の二重基準はなぜ生じるのか/景気対策の費用便益分析
       /行政改革から景気対策を見る/財政構造改革法なぜ失敗したのか/
       おわりに

    第3章 揺れ動く金融政策─政策目標間の相克
       はじめに/物価安定と景気対策の相克/バブル経済と金融政策/「流動
       性の罠」と金融政策/おわりに

    第4章 高失業率時代における経済政策
       はじめに/失業のマクロ経済学/日本の一九九八年における失業率上昇
       をどうとらえるか/雇用・失業問題に対する政策的対応のあり方/
       おわりに

    第5章 新しい成長理論から見た経済政策
       はじめに/新古典派成長理論/新しい成長理論の登場/新しい成長理論
       の問題点/成長の罠と複数均衡/おわりに

著者・監修者プロフィール

岩本 康志(いわもと やすし)

1961年高知県生まれ。1984年京都大学経済学部卒業。1986年大阪大学大学院経済学研究科修士課程修了。1987年大阪大学社会経済研究所助手。1991年京都大学経済研究所助教授、現在に至る。大阪大学博士、京都大学経済研究所助教授。 <主な著書>『シリーズ現代経済研究』などに論文多数。

※本データは、小社での最新刊発行当時に掲載されていたものです。

大竹 文雄(おおたけ ふみお)

大阪大学理事・副学長、大阪大学特別教授、大阪大学社会経済研究所教授。
1961年生まれ。83年京都大学経済学部卒業、85年大阪大学大学院経済学研究科博士前期課程修了。大阪大学経済学部助手、大阪府立大学講師等を経て現職。博士(経済学)。
主著に『日本の不平等』(日本経済新聞出版社、日経・経済図書文化賞、エコノミスト賞、サントリー学芸賞、日本学士院賞受賞)、『経済学的思考のセンス』(中公新書)、『競争と公平感』(中公新書)ほか多数。

※本データは、小社での最新刊発行当時に掲載されていたものです。

齊藤 誠(さいとう まこと)

1960年名古屋生まれ。1983年京都大学経済学部卒業。1992年マサチューセッツ工科大学(MIT)経済学博士(Ph.D.)。住友信託銀行、ブリティッシュ・コロンビア大学(UBC)経済学部などを経て、2001年より一橋大学大学院経済学研究科教授。2007年に日本経済学会・石川賞を受賞。マクロ経済学、フィナンシャル・エコノミクスを専攻。 <主な著書>『経済政策とマクロ経済学』(共著、日本経済新聞社、1999)、『金融技術の考え方・使い方』(有斐閣、2000、日経・経済図書文化賞)、『先を見よ、今を生きよ』(日本評論社、2002)、『新しいマクロ経済学 新版』(有斐閣、2006)、『成長信仰の桎梏』(勁草書房、2006)など。英文学術論文多数。

※本データは、小社での最新刊発行当時に掲載されていたものです。

二神 孝一(ふたがみ こういち)

1958年愛媛県生まれ。1982年京都大学理学部卒業。1984年神戸大学経済学研究科博士課程後期課程中退。1991年立命館大学経済学部助教授。1997年大阪大学経済学部助教授、現在に至る。大阪大学経済学部助教授。  <主な著書>『Journal of Economic Behavior and Organization誌に論文』(1998年)

※本データは、小社での最新刊発行当時に掲載されていたものです。

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