企業変革の決め手はソフトの部分(体質・風土・マインド・社会的知性・EQ)にある。最新の認知科学・複雑系の科学の知見を採り入れ、「生命体としての企業組織論」を展開。知的エキサイティングに富んだ内容。

定価:本体1,700円+税
発売日:2000年11月20日
ISBN:978-4-532-14875-1
上製/四六判/252ページ
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企業変革の決め手はソフトの部分(体質・風土・マインド・社会的知性・EQ)にある。最新の認知科学・複雑系の科学の知見を採り入れ、「生命体としての企業組織論」を展開。知的エキサイティングに富んだ内容。

目次

  1. 日本企業は創造的経営をいかに取り戻すか ―――――― 監訳者まえがき
    日本語版への序文
    プロローグ ―――――― ビジネス界を生き抜くための知恵


    [第一章] マインド志向組織
         ―――――― ネット時代の生命体経営モデル

        企業を生命体として捉える
        誤りから学び、情報共有するには
        大地震が生んだサンタモニカ高速道物語
        マインド志向のプロセスが大切
        選択したプロセスを常に見直す
        結果重視か、プロセス優先か
        「過ちを犯すのが人間」であることを前提に考える
        脈絡で変わる情報解釈、リフレーミングの重要性
        新しい組織像、新しいリーダー像
        頭脳の時代には認知能力で差がつく
        マインド志向と創造性の共通点
        創造的人間の特性
        創造的組織の特性


    [第二章] 生命体組織への変革
         ―――――― イノベーションを生む巨大エネルギー

        複雑系の科学による未来型組織モデル
        革命の後に必ず深化の時代が来る
        目的を達成し、意味を見出そうとする意志 ―――― 自己組織化
        カオスから秩序はどのように生じるか
        カオスの縁で革命的ブレークスルーが起きる
        コンピュータと人間が「共進化」する革命時代


    [第三章] カオスの縁で経営する
          ―――――― 計画性と臨機応変のバランス

        計画を立てすぎる組織は滅びる
        半分の計画、半分の臨機応変
        鉄道モデルからタクシーモデルへ
        人こそ真の財産
        自己組織化が創造性に火をつける


    [第四章] イノベーションを生む組織構造
         ―――――― 「誤り」を戦略として活用する

        階層型組織とネットワーク型組織
        創造的緊張を最大限に活用する
        パックマンの話
        認知能力を高める
        視点を変えてみる
        老婆か娘か、はたまた・・・
        善か悪か ---- 認識と脈絡の問題
        組織の創造性を高める戦略
        「誤り」を明確にする
        「誤り」はイノベーションの源泉
        「誤り」を組織戦略として活用する


    [第五章] 不確実性を受け入れる
         ―――――― カオスから秩序へ、そして再びカオスへ

        秩序から偶発型カオスへ
        意図的カオスから秩序へ
        同時並行的認識のモデル
        飽くなき改善に取り組む
        怠慢から生じる「秩序からカオスへの移行」
        供給者、中間業者、顧客の異なる視点から捉える
        継続的再生―――― IWRAM学習モデル


    [第六章] 想像力を広げる
          ―――――― 現実世界を解釈する認識フレーム

        数、言語、環境―――― 現実世界を理解するための三つのフィルター
        金、時間、人材―――― 限りある資源の使い方
        奪い合えば足らぬ ―――― 共有地の悲劇
        フィードバック機構による調整―――― 循環プロセス
        権限を伴った責任 ――――人体のように機能する組織づくり
        マインド志向の家族像、組織像


    [第七章] 未来を現在に呼び込む
          ―――――― 逆向きの思考

        変化を受け入れる計画づくり
        逆向きに計画を立てる
        より少ない資源でより大きな成果を上げる
        未来の問題を早くあぶり出す
        値決めから逆算してコストを決める
        未来を今体験する


    [第八章] 新しいリーダーシップ
          ―――― カオスの縁であらゆる困難に立ち向かう

        マインド志向組織のリーダーシップ
        強烈な目的意識を生み出す
        組織の中の「目的」の意味
        行動モデル「何事も最適バランスで」
          ―――― ちょうどいいあんばいが一番いい
        組織への適用 ―――― 人体に似た概念モデル
        全体ビジョンの追求と個別部署の目標達成
        現状を定義するためのSMART
        目標状態を定義するためのSMART


    [第九章] マインド志向組織の実例と教訓
         ―――――― 覚悟を決めて取り組む

        数カ月の適応プロセスで変貌
        マインド志向組織になるための十三訓
        最後に


    <付 録> 経営科学の歩み、頭脳時代の幕開け
          ―――――― ピラミッドからコンピュータまで

        建築家イムホテプのピラミッド
        分業の始まり
        指揮統制型管理
        ヘンリー・フォード ―――― 流れ作業
        事業部制、専門化、細分化
        科学的管理法
        コンピュータとコミュニケーション
        コンピューターによる解決は万能ではない

        謝辞

著者・監修者プロフィール

ルビンシュタイン,モシェ・F(るびんしゅたいん もしぇ・えふ)

>UCLA工学・応用科学部教授。専門は意思決定論および組織創造論。UCLA・アンダーソン経営大学院ABCコーポレート・ネットワークのディレクター。意思決定やイノベーションのツールを組織内に浸透させる力量について、各方面から高い評価を得ている。教育に関して、UCLA学術評議会賞、UCLA校友会賞、アンダーソン校エグゼクティブ教育賞など数々の賞を受賞している。

※本データは、小社での最新刊発行当時に掲載されていたものです。

ファーステンバーグ,イーリス・R(ふぁーすてんばーぐ いーりす・あーる)

UCLA心理学部客員教授。UCLA・アンダーソン経営大学院ABCコーポレート・ネットワークのアソシエイト・ディレクター。UCLA心理学部、UCLA工学・応用科学部、アンダーソン校エグゼクティブ教育プログラムで問題解決、意思決定のコースを担当。UCLA優秀指導者賞受賞。

※本データは、小社での最新刊発行当時に掲載されていたものです。

三枝 匡(さえぐさ ただし)

株式会社ミスミグループ本社取締役会議長。
1967年一橋大学経済学部卒業。三井石油化学を経て、ボストン・コンサルティング・グループの国内採用第1号コンサルタントになる。スタンフォード大学でMBAを取得後、プロ経営者を目指し、30代で赤字会社2社の再建とベンチャーキャピタル会社の経営をそれぞれ社長として経験。40代から16年間、不振企業の再建支援を行う「事業再生専門家」として活動。2002年ミスミ(現ミスミグループ本社)社長CEOに、08年会長CEOに就任し、14年より現職。同社を社員340人の商社からグローバル1万人の国際企業に変身させた。一橋大学大学院客員教授も務める。著書に『戦略プロフェッショナル』『経営パワーの危機』『V字回復の経営』(いずれも日本経済新聞出版社)など。

※本データは、小社での最新刊発行当時に掲載されていたものです。

大川 修二(おおかわ しゅうじ)

翻訳家。1961年生まれ。早稲田大学第一文学部(哲学専修)卒業。
<主な訳書>
『完全なる経営』『コトラーのマーケティング・コンセプト』ほか多数。

※本データは、小社での最新刊発行当時に掲載されていたものです。

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