「東京一極集中で地方は疲弊の一途」。世の中はこんな単純ではない! 全国の実情を熟知した最強の地域エコノミストが人口減少・高齢化がもたらすインパクトを的確に捉え、逞しい地域経済を構築するためのヒントを提起。

実測! ニッポンの地域力

定価:本体1,800円+税
発売日:2007年09月26日
ISBN:978-4-532-35262-2
並製/A5判/276ページ
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「東京一極集中で地方は疲弊の一途」。世の中はこんな単純ではない! 全国の実情を熟知した最強の地域エコノミストが人口減少・高齢化がもたらすインパクトを的確に捉え、逞しい地域経済を構築するためのヒントを提起。

目次

  1. 第I部 地域経済を襲う衝撃を読み解く
     第1章 人口減少から地域力を読み解く
      でも……日本の子供の数は減っていない
      少子化を加速させる首都圏への若者集中
      深刻なのはアジアの人口減少
      中国を襲う空前の少子高齢化とバブル崩壊

     第2章 「老いる東京」の衝撃
      2025年に1.9倍に増える75歳以上人口
      首都圏高齢化の衝撃
      首都圏で破綻必至の医療福祉体制
      高齢者数増加が直撃する自治体財政

     第3章 忍び寄る「消費者不足」不況
      政令市1つ分の人口が毎年消える20年後
      就業者の加齢・減少が景気を失速させる
      「好景気」の首都圏でも就業者数は減少している
      消費の縮小が始まる
      上がらない地価――減り続けるオフィス・住宅需要  他

     第4章 地域振興戦略の勘違いを正す
      工業振興だけでは地域経済は支えられない
      問われるのはモノづくり技術ではなく経営技術
      消費不況をもたらした小売店の過剰供給
      首都圏でも地方圏でも小売販売額は減少している
      野放図な郊外開発が自治体を破綻させる  他

    第II部 地域の実力を実測する
     第5章 「地域間格差」を「都市圏」で読み解く
      都市の連結キャッシュフローで読み解く
      大都市ほど成長は誤解
      交通網整備は地域活性化に直結しない
      大都市でも地方でも同時に沈む所得と消費

     第6章 本当に勝ち組なのか
      首都圏--地方圏に十数年遅れで進む現役世代減少
      「地方と都市の格差」よりも大きい首都圏内の自治体間格差
      西三河--更地が激増する日本一豊かな工業地帯
      静岡県--豊かだが人は素通り
      仙台都市圏--思わぬ人口流入ストップ

     第7章 意外な実力の背景に迫る
      沖縄県--全国唯一、就業者も小売販売額も増加
      鹿児島県--所得や預貯金額は低くても地域経済は活性化
      福岡市--乗り遅れが生み出した日本一の活力
      高知県--過疎県に人口を流入させた地理的条件
      滋賀県--人口増加が最も長続きする理由  他

     第8章 不振を生み出す元凶を探る
      北海道--経済よりも迫り来る高齢化が落とし穴
      茨城県--住宅開発の誤算で沈む優等生
      富山県--郊外分散で賑わい喪失
      関西圏--文化の蓄積活かせず、就労人口流出
      奈良県--落日迫るベットタウン  他

    終章 東京に依存しない国土構造を

著者・監修者プロフィール

藻谷 浩介(もたに こうすけ)

日本政策投資銀行地域振興部参事役。1964年山口県生まれ、1988年東京大学法学部卒、同年日本開発銀行(現日本政策投資銀行)に入行、1992年コロンビア大学経営大学院留学、2003年同行地域企画部参事役、2007年より現職。平成合併前の3200市町村の99%を訪れ、データと現場の実例を基にまちづくり問題を分析。

※本データは、小社での最新刊発行当時に掲載されていたものです。

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