「ITは消費者の味方」「IT経済で大事なことはITではできないことを考えること」――――わかりやすい語り口調による経済解説で定評のある著者が、デジタル技術によってビジネスや経済や社会の仕組みがどのように変わりつつあるのか、デジタル経済はこれまでの経済とどこがどのように違うのかを具体的な企業の事例をもとに明快に解説します。

デジタルな経済
世の中 大変化 小変化

定価:本体1,500円+税
発売日:2001年02月15日
ISBN:978-4-532-14903-1
上製/四六判/365ページ
購入画面へ進む

おすすめのポイント

「ITは消費者の味方」「IT経済で大事なことはITではできないことを考えること」――――わかりやすい語り口調による経済解説で定評のある著者が、デジタル技術によってビジネスや経済や社会の仕組みがどのように変わりつつあるのか、デジタル経済はこれまでの経済とどこがどのように違うのかを具体的な企業の事例をもとに明快に解説します。

目次

  1. 序 章 デジタル革命っていったいなんだ?

      変化は経済全体におよぶ
      デジタル革命のマグニチュード
      デジタル経済の基本原理
      ――――俗説に惑わされてはいけない
      ITにできないことを考える

    第1章 デジタル革命はこわくない

      産業革命以来の大きな変化
      コミュニケーションの手段はいかに進化したか
      IT革命というよりデジタル革命
      日本はなぜネットの普及が遅れたのか
      韓国のインターネットが日本を抜いた理由
      競争をうながす政策が大切だ
      限りなく「ただ」に近づく電話
      80センチ文化から3メートル文化へ
      デジタルテレビはどこが新しいのか
      ネット家電とネット住宅
      自動車がネットでつながると__
      「何でもネット」の時代にするために
      「いつでもネット」を上手に活かす   

    第2章 企業はバラされ、「ビジネス」が生まれる
           デジタル革命が起こすアンバンドリングと組み換え

      これまでの「しくみ」が壊される
      情報化がアンバンドリングを引き起こす
      ビジネスはすべて「機能の塊」
      バラされる企業の機能
      機能を組み替え、新ビジネスを起こす
      ITと非ITとの巧みな組み合わせ
      アウトソーシングがデジタル革命をリードする
      複雑だからこそITを活かす

    第3章 「つながる」ということは凄いことだ

      つぶれる伝統的な営業
      閉じられたネットはいまや時代おくれ
      売り手の立場の情報が力を失う
      家計簿に秘められた大きな可能性
      生まれる新しい金融マーケット

    第4章 ITにできないことに価値がある
           バーチャルとリアルが融け合う

      インターネットが普及すると店舗がなくなる?
      なぜ店舗が必要なのか
      強まる個人へのアプローチ
      百貨店におけるネットとリアルの融合
      ユーザーの声が製品の質を高めるしくみ
      ネット利用だけでは価値は生まれない

    第5章 デジタル革命を経済学する
           パーソナル化する市場社会

      20世紀はマス・マーケティングの時代
      貫徹していた一物一価の原則
      カードと現金の本質的なちがい
      ボリューム・ディスカウントの理論
      なぜオークションが登場したか
      カギを握る評価制度
      一物一価か一人一価か
      顧客情報という「見えざる」宝
      社会的コストの高い見込み生産
      需要に見合った生産へ

    第6章 「デジタル日本経済」を読む
           強まる市場経済のメカニズム

      キーワードは差異化、パーソナル化、ネットワーク化
      総合力で勝てる時代は終わった
      なぜ差異化が重要なのか
      「0.1パーセント商法」
      一点集中――――パーミッション・マーケティング
      日本経済の流動化とデジタル革命
      デジタル革命が新しい仕事をつくる
      デジタル革命はマクロ経済をどう変えるか

著者・監修者プロフィール

伊藤 元重(いとう もとしげ)

東京大学大学院経済学研究科教授。1951年生まれ。東京大学経済学部卒業。ロチェスター大学Ph.D。専門は国際経済学。ビジネスの現場を取材し、生きた経済を理論的な観点から、鋭く解き明かす。政府の経済財政諮問会議民間議員などを兼務。テレビ東京「ワールドビジネスサテライト」コメンテーターとしても活躍。主な著書に『ゼミナール国際経済入門』『はじめての経済学(上・下)』『ビジネス・エコノミクス』『入門経済学』『マクロ経済学』『ミクロ経済学』など多数。近著に『伊藤元重が語るTPPの真実』がある。


※本データは、小社での最新刊発行当時に掲載されていたものです。

関連著者・監修者 商品

もっと見る

now loading

同じジャンルの商品

もっと見る

now loading