数千年にわたるカースト制度に縛られ、長期停滞が運命づけられているとまで言われてきたインドが、突如として高成長国に変身したのはなぜか? そして高成長は持続可能か? エコノミストが初めて現地深く足を踏み入れ、11億人の富と貧困の真実に迫る。

ITとカースト
インド・成長の秘密と苦悩

定価:本体1,700円+税
発売日:2007年01月22日
ISBN:978-4-532-35241-7
上製/四六判/248ページ
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数千年にわたるカースト制度に縛られ、長期停滞が運命づけられているとまで言われてきたインドが、突如として高成長国に変身したのはなぜか? そして高成長は持続可能か? エコノミストが初めて現地深く足を踏み入れ、11億人の富と貧困の真実に迫る。

目次

  1. まえがき

    第1章 インド社会=見落としていた視点
     がんじがらめ
     一度出たら戻れない・・・
     インド人を拘束し続けるカースト制度
     生まれようもなかった社会の活力
     最大の財閥が外国系  他

    第2章 だからインドはITを必要とした
     インドを救った「超カースト」産業
     生み出される中間層
     インドITの源流=工科大学(IIT)
     知的能力が発達した途上国
     壁崩し技術としてのIT  他

    第3章 成長に参加できる人、できない人
      「子供を学校に・・・」
     文字が読めない、書けない
     「格差」乗り越えの試み=優遇枠制度
     国民の生命が危険に
     OBC WHO ARE THEY ?  他

    第4章 インド最下層の現実
     インドの農村=すさまじき貧しさ
     土の上に寝る
     グローバル化に投げ出された農業
     多国籍企業の仕掛け
     借金の罠=農民10万人が自殺  他

    第5章 成長攪乱要因としての政治
     不可解なインドの政治
     バジパイ・ショック
     「ノー」と言った人々
     シン政権=高まる批判
     「輪廻転生」観が生み出す固定化社会  他

    第6章 それでも成長するインド
     欲しいのは車と家
     社会主義経済だったインド
     外貨危機から経済自由化へ
     インド経済の屋台骨=IT
     花開くサービス産業=英語という武器  他

    あとがき

著者・監修者プロフィール

伊藤 洋一(いとう よういち)

住信基礎研究所主席研究員、ジャーナリスト。1950年生まれ。1973年早稲田大学政治経済学部卒業。時事通信社入社。1976~1980年ニューヨーク特派員。1986年住友信託銀行入社。為替ディーラーを経て、1998年より現職。 <主な著書>『カウンターから日本が見える 板前文化論の冒険』(新潮新書、2006)、『上品で美しい国家――日本人の伝統と美意識』(共著、ビジネス社、2006)、『日本力 アジアを引っぱる経済・欧米が憧れる文化』(講談社、2005)ほか。

※本データは、小社での最新刊発行当時に掲載されていたものです。

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