不良債権問題や巨大銀行・証券の破綻などが続き、不況深刻化の主要因となった金融機関。その変動が日本経済、金融市場、金融政策に与えた影響を最新のデータを用いて分析し、今後の政策の方向性を探る。

金融不況の実証分析
金融市場情報による政策評価

定価:本体3,800円+税
発売日:2000年09月15日
ISBN:978-4-532-13194-4
上製/A5判/256ページ
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おすすめのポイント

不良債権問題や巨大銀行・証券の破綻などが続き、不況深刻化の主要因となった金融機関。その変動が日本経済、金融市場、金融政策に与えた影響を最新のデータを用いて分析し、今後の政策の方向性を探る。

目次

  1. 第1章 金融自由化、資産バブルと銀行行動
      1 はじめに
      2 預金金利の自由化と銀行の負債構造
      3 貸出行動の変化――――大企業の銀行離れと中小企業向け貸出へのシフト
      4 収益構造の変化――――貸出利ざやの推計
      5 不良債権問題と銀行の貸出行動
      6 おわりに

    第2章 銀行の債務超過確率と適正預金保険料率
      1 はじめに
      2 預金保険制度の概要
      3 銀行の債務超過確率と適正預金保険料の推計
      4 銀行の経営リスクと財務指標
      5 おわりに

    第3章 資産バブルと企業のバランスシート調整
      1 はじめに
      2 企業金融構造の変化と貯蓄投資動向
      3 不動産業のバランスシートの変化

    第4章 ゼロ金利下の金融市場調節
      1 はじめに
      2 バブル崩壊後の金融政策
      3 金融政策の変化と効果
      4 金融システム危機への対応
      5 おわりに

    第5章 主要国の実質金利決定要因
      1 はじめに
      2 実質金利の計測
      3 1970年代以降の実質金利の働き
      4 各国実質金利の推移と実質金利決定要因
      5 実質金利決定要因に関する実証分析
      6 おわりに

    第6章 変動相場制移行後の為替レート変動
      1 はじめに
      2 為替レートの推移とその要因
      3 リスクプレミアム・モデル
      4 円・ドル、マルク、ドル為替レート変動の実証分析
      5 おわりに

    第7章 外国為替介入の効果と収益
      1 はじめに
      2 日本の外貨準備高
      3 介入の変遷
      4 為替介入による収益
      5 外貨準備の保有資産内訳の推計
      6 おわりに

    執筆者一覧

著者・監修者プロフィール

深尾 光洋(ふかお みつひろ)

1951年生まれ。京都大学工学部卒業。日本銀行入行。OECDシニア・エコノミストなどを経て、現在は慶應義塾大学商学部教授、経済産業研究所ファカルティフェロー。 <主な著書>『国際金融論講義』(日本経済新聞出版社、2010年)など。

※本データは、小社での最新刊発行当時に掲載されていたものです。

日本経済研究センター (にほんけいざいけんきゅうせんたー )

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